ニューヨーク・フィルハーモニック次期音楽監督のアラン・ギルバート、エグゼクティヴ・ディレクターのザリン・メータ、そして同フィルのグローバル・スポンサーであるクレディ・スイス・ジャパン最高経営責任者の郭宝樹が東京で会見を開き、今年10月に同フィルがアジア・ツアーを行うことを発表した。「アジアン・ホライズンズ」と題したツアーは10月8日〜24日にかけ、日本・韓国・シンガポール、そして同フィル初の訪問地となるベトナム(ハノイ)、アラブ首長国連邦(アブダビ)の5カ国をまわる。
ギルバートは「ニューヨーク・フィルの音楽監督になって初めての海外ツアーを、日本を含めたアジアで行えることを大変うれしく思います。ツアーのプログラムにはこのオーケストラの魅力を十分に伝えることができる作品(マーラー:交響曲第1番「巨人」/ベルリオーズ:幻想交響曲 など)を選びました。日本の皆さんに会場でお会いできることを楽しみにしております」とツアーへの意気込みを語った。日本公演ではソリストにエマニュエル・アックス(ピアノ)、フランク・ペーターツィンマーマン(ヴァイオリン)を迎え、サントリーホールで3公演(10/8〜10)を行う。
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