モーツァルト:ピアノ・ソナタ全曲演奏会 全5公演
スイス南西部の山岳リゾート、ヴェルビエで1994年からおこなわれてきた「ヴェルビエ音楽祭」は、毎夏ベテランから若手まで著名なプレイヤーが大集結することで知られる。昨年はコロナ禍でオンライン開催となったものの、世界中での視聴回数は150万回に達するなど、クラシックファンの間でも注目度の高い音楽祭のひとつだ。
今年の出演者も超豪華。指揮者陣では、ワレリー・ゲルギエフ、ダニエレ・ガッティ、アントニオ・パッパーノ、イヴァン・フィッシャー、クラウス・マケラなど。弦では、ダニエル・ホープ、ジョシュア・ベル、ミッシャ・マイスキー、スティーヴン・イッサーリス、ピアノではミハイル・プレトニョフ、デニス・マツーエフ、エフゲニー・キーシン、ホアキン・アチューカロ・・・と、まさにスター揃いだ。
そんな中、フレッシュな魅力で欧州のクラシックファンの注目を集めるのが藤田真央(ピアノ)。音楽祭のウェブサイトでは“Rising star Mao Fujita”と形容されている。17日(土)には、音楽祭常連のベテラン、ガボール・タカーチ=ナジが振るヴェルビエ音楽祭室内管弦楽団との共演で、モーツァルトのピアノ協奏曲第20番ニ短調を演奏し、音楽祭デビューを飾った。そして、楽しみなのが5回にわたって開催されるモーツァルトのピアノ・ソナタ全曲演奏会。嬉しいことに、全5回のリサイタルが日本限定でmedici.tv JAPANにて無料配信される。また、そのほかヴェルビエ音楽祭の過去の貴重な映像も含め30本以上の映像が無料で視聴できるということなので、ぜひこの機会に楽しみたい。
※プログラム詳細は、medici.tv JAPANのウェブサイトでご確認ください
藤田真央 リサイタル配信日時(時間は日本時間)
◎7/19(月)18:00 MOZART / MAO FUJITA I
ピアノ・ソナタ 第3番 変ロ長調 K.281
ピアノ・ソナタ 第4番 変ホ長調 K.282
ピアノ・ソナタ 第5番 ト長調 K.283
ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
ピアノ・ソナタ 第10番 ハ長調 K.330
◎7/20(火)23:00 MOZART / MAO FUJITA II
ピアノ・ソナタ 第7番 ハ長調 K.309
ピアノ・ソナタ 第13番 変ロ長調 K.333
ピアノ・ソナタ 第1番 ハ長調 K.279
ピアノ・ソナタ 第12番 ヘ長調 K.332
◎7/23(金)18:00 MOZART / MAO FUJITA III
ピアノ・ソナタ 第11番 イ長調 K.331 《トルコ行進曲付き》
ピアノ・ソナタ 第2番 ヘ長調 K.280
ピアノ・ソナタ 第15番 ヘ長調 K.533
◎7/28(水)23:00 MOZART / MAO FUJITA IV
ピアノ・ソナタ 第16番 ハ長調 K.545
ピアノ・ソナタ 第6番 ニ長調 K.284 《デュルニッツ》
ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310
◎7/30(金)23:00 MOZART / MAO FUJITA V
ピアノ・ソナタ 第9番 ニ長調 K.311
ピアノ・ソナタ 第17番 変ロ長調 K.570
ピアノ・ソナタ 第18番 ニ長調 K.576
2021年7月16日(金)より8月15(日)まで期間限定配信
(※予告なく変更の可能性もあります。ご了承ください)