仲道郁代 ベートーヴェンへの道
ベートーヴェン 鍵盤の宇宙 第3回「ベートーヴェンとクリムト」

様々なアプローチで楽聖に迫る人気シリーズ

(C)Taku Miyamoto

 日本を代表するピアニストである仲道郁代。幅広いレパートリーを誇り、常に意欲的な試みで聴衆に感動を与え続ける彼女の現在の活動の中でも、とりわけ革新的なプロジェクトが「ベートーヴェン 鍵盤の宇宙」ではないだろうか。全6回で、仲道が特に大切にしている作曲家であるベートーヴェンの生涯と音楽を、美術や文学、哲学などの偉人たちと対比させて新たな角度から読み解いていく。

 第3回は、ベストセラー著書をいくつも発表している文筆家で、文化芸術プロデューサーとしても活躍中の浦久俊彦とともに、世紀末ウィーンの天才画家で、傑作「ベートーヴェン・フリーズ」を遺したクリムトを通してベートーヴェンの作品に迫る。今回の演奏曲はテーマの斬新さにふさわしく、ベートーヴェンのピアノ・ソナタの中でもとりわけ構成やアイディアの革新的な第13番「幻想曲風」、第24番「テレーゼ」、そして第28番の3曲。

 新たな発見と感動に満ちた時間を、快適な空間のHakuju Hallでぜひご堪能いただきたい。
文:長井進之介
(ぶらあぼ2021年6月号より)

2021.7/3(土)15:00 Hakuju Hall
問:Hakuju Hallチケットセンター03-5478-8700 
https://www.hakujuhall.jp