南大沢コミュニティオペラ2019 J.シュトラウスⅡ《こうもり》

地域密着! プロと市民が一体となった手づくりのオペラ

村上敏明

 八王子市の南大沢文化会館を拠点にプロのアーティスト、市民や学生が一体となって制作する毎年恒例の手づくりオペラ。2019年にとりあげるのはウィンナ・オペレッタの代表作であり、ワルツとポルカの天才J.シュトラウスⅡによるウキウキするようなリズムと甘い旋律がふんだんに散りばめられた《こうもり》。今回も芸術監督でアルフレード役を演じるテノールの村上敏明を筆頭に、抜群の演技力を誇り台本・訳詞も手掛ける才媛、渡邊史、ロザリンデ役の佐田山千恵、アデーレ役の藤原唯ら実力派キャストが集結。ピアノ・ヴァイオリン版だが音楽監督の江澤隆行によるオーケストラに匹敵するサウンドと、優雅でコミカルなYuriko Dance Artsのバレエが手堅い本格派。親しみやすい日本語上演なのも嬉しい。公演終了後に出演者・演出家がオペラの裏話を披露するアフタートークも楽しみだ。2月17日にはアンダースタディの若手キャストによるミニ公演も予定されている。
文:東端哲也
(ぶらあぼ2019年1月号より)

2019.1/12(土)、1/14(月・祝)各日14:00
八王子市南大沢文化会館
問:八王子市学園都市文化ふれあい財団042-621-3005 
http://www.hachiojibunka.or.jp/

  • La Valseの最新記事もチェック

    • 勅使川原三郎(ダンサー・振付家・演出家)ロング・インタビュー Part1
      on 2020/02/19 at 02:22

      interview & text :岡見さえ photos:野口 博 世界的な振付家、ダンサーであることはもはや言を俟たず、さらに4月より愛知県芸術劇場芸術監督就任が話題を呼んでいる勅使川原三郎。3月の新作世界初演は、東京芸術劇場と愛知県芸術劇場で上演される『三つ折りの夜』だ。19世紀フランス象徴派の詩人ステファヌ・マラルメの詩にインスピレーションを得て、勅使川原が演出・振付・照明・美術を担当、佐 [&#8230 […]