630コンサート〜充電の60分 情熱のバンドネオン 三浦一馬スペシャルクァルテット

タンゴの名曲にフレッシュな息吹を

三浦一馬 写真提供:ビクターエンタテインメント(株)

三浦一馬 写真提供:ビクターエンタテインメント(株)

 仕事帰りの夕方6時半から1時間のコンサートを聴いて、心も体もリフレッシュ! 忙しい社会人にはこの上なく嬉しい注目企画が、第一生命ホールの『630コンサート〜充電の60分』だ。今回は、バンドネオン界の俊才・三浦一馬と仲間たちによるスペシャルクァルテット。共演者には、川久保賜紀(ヴァイオリン)、辻本玲(チェロ)、松本和将(ピアノ)という名手が名前を連ねており、瑞々しく充実した演奏が期待される。プログラムは、ピアソラの「ブエノスアイレスの四季」「デカリシモ」「オブリビオン」といった三浦の得意曲が中心。だが、今回の楽器編成はギターなどが入る通常のタンゴの編成とは異なるので、聴き慣れたタンゴの名曲も新鮮に聴こえることだろう。「この編成では非常に広がりのある小さなオーケストラのようなサウンドが出せます」とは、三浦の弁。バンドネオンの新境地を切り拓き続ける彼にふさわしいこの編成とプログラムは、疲れた心身に大きな癒しと活力を与えてくれるはずだ。
文:渡辺謙太郎
(ぶらあぼ + Danza inside 2015年8月号から)

9/10(木)18:30 第一生命ホール
問:トリトンアーツ・チケットデスク03-3532-5702
http://www.triton-arts.net

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