気鋭アーティストらによる煌びやかなバッハの競演
新春の2台ピアノといえば、東京文化会館で開催されるこのシリーズだ。独奏、室内楽、協奏曲の各分野で輝かしい活躍を見せる気鋭のピアニスト、川口成彦と實川風が中心メンバーとなり、2024年はJ.S.バッハをテーマに開催される。その名も「バッハ!バッハ!!バッハ!!!」。弦楽オーケストラとともにバッハの協奏曲がずらり6曲演奏される。
曲目は、ピアノ独奏の協奏曲第4番、第5番、さらにヴァイオリン協奏曲第2番や、2台のヴァイオリン協奏曲もラインナップ。そして後半は、2台のピアノのための協奏曲BWV1060および1061で締めくくるという豪華プログラムだ。ヴァイオリン独奏や弦楽オーケストラには、大江馨、小林壱成、横島礼理、町田匡、伊東裕、菅沼希望といった在京オーケストラのコンサートマスターや首席奏者たちも登場する。ニューイヤーを飾るにふさわしい夢のような協奏曲の祭典に、ぜひ足を運びたい。
文:飯田有抄
(ぶらあぼ2023年10月号より)
2024.1/6(土)17:45 東京文化会館(小)
9/23(土・祝)発売
問:サポート・アーティスツ・アソシエーション sprt.artists.ticket2023@gmail.com
https://primesartists.wixsite.com/supportartists/