岡本誠司（ヴァイオリン）Seiji Okamoto, violin

2014年、第19回J.S.バッハ国際コンクールのヴァイオリン部門にてアジア人で初めて優勝。2021年9月にはARDミュンヘン国際音楽コンクールのヴァイオリン部門にて、部門として3大会12年ぶりとなる第1位となったほか、委託新曲賞など複数の副賞を受賞するなど、受賞歴多数の実力派。

バイエルン放送交響楽団、MDRライプツィヒ放送交響楽団、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団、ウィーン室内管弦楽団、ベルギー国立管弦楽団、NHK交響楽団、読売日本交響楽団等、国内外のオーケストラとも多数の共演を重ねている。

また、反田恭平が立ち上げたJapan National Orchestraのコンサートマスターとしても精力的に活動している。

現在はクロンベルク・アカデミーに在籍し、ヨーロッパを中心にソロはもちろん室内楽アンサンブルなど幅広い演奏活動を行う傍ら、ベルリンで後進の指導も行う。

2021年文化庁長官より、芸術各分野において国際的に活躍し、特に顕著な成果をあげたとして表彰される。第31回出光音楽賞を受賞。

2024年夏にはNOVA Recordよりバッハ無伴奏組曲のCDをリリースする予定。

ヴァイオリンはNPO法人イエロー・エンジェルよりM.ゴフリラー（1702年）の貸与を受け、（株）日本ヴァイオリンより名器貸与特別助成を受けている。