関西フィルハーモニー管弦楽団

Kansai Philharmonic Orchestra

(c) s.yamamoto

1970年ヴィエール室内合奏団として発足。後にヴィエール・フィルハーモニックと改称、海外演奏旅行を含め12年間にわたるオーケストラ活動を基盤に、1982年1月、関西フィルハーモニー管弦楽団として新発足。1994年より常任指揮者に国際的に活躍するウリ・マイヤーが就任し、1994年度大阪文化祭賞本賞を受賞した。2003年10月より特定非営利活動法人、2014年11月より認定NPO法人、2018年7月公益財団法人化。2020年楽団創立50周年。関西を代表するオーケストラの一つとして、交響管弦楽の普及向上に関する演奏会を行い、わが国芸術文化の発展に寄与するため、積極的に活動している。
世界的ヴァイオリニストでもあるオーギュスタン・デュメイは2008年より首席客演指揮者を務め、2011年1月より楽団初の音楽監督に就任。
藤岡幸夫は2000年より正指揮者を務め、2007年4月より首席指揮者に就任。
鈴木優人は2023年4月より首席客演指揮者に就任。
故飯守泰次郎(2023年8月没)は2001年より常任指揮者、2011年より桂冠名誉指揮者を務めた。

続きを読む

作品の古典美を最上に引き出すデュメイとの演奏は、弾き振りも含めて内外から大きな注目を集めている。藤岡は、「Meet the Classic」他の公演において、親しみやすい選曲とともに、定期演奏会においても斬新な企画で注目を集め、古典派から現代作品の初演まで幅広く取り組んでいる。鈴木は、その広い音楽性で楽曲を深く掘り下げ、関西フィルでは取組みが希少だったバロックや古典派レパートリーにも注力することで、オーケストラの新たな側面を描き出していく。故飯守は、独墺音楽の真髄を響かせるベートーヴェン・ブラームスのシリーズやブルックナー交響曲全曲ツィクルス、オーケストラを主体にした新しいアプローチによる「オペラ演奏会形式上演シリーズ」などで、古典からロマン派を中心に精神性溢れる質の高い演奏で好評を博した。
人間の営みから生まれた音楽・・・『ヒューマニズム』をテーマに、聴衆の心に感動と勇気を伝えるべく活動を展開。2015年には東大阪市と「文化芸術のまち推進協定」を、2020年には門真市と「音楽と活気あふれるホームタウンパートナー協定」を結ぶなど、地元関西の人々や企業に育まれた楽団として地域密着を重視。演者と聴衆、舞台と客席、垣根を越えての交流を図り、関西出身の若手アーティストも積極的に起用している。
クラシック音楽の裾野を広げる活動など、明確なビジョンを持ち、常に新たなことに挑戦する個性派オーケストラとして好評を博している。
2014年10月よりスタートしたBSテレビ東京の音楽番組「エンター・ザ・ミュージック」に藤岡幸夫と共に出演中。2015年には、スイス・ドイツ・イタリアの3カ国5都市を巡る楽団初のヨーロッパツアーを開催。2023年10月にも、ベルギー・フランス・ドイツの3カ国3都市を巡る2度目のヨーロッパツアーを開催し、各地で大きな注目を集めた。
飯守泰次郎×関西フィル「ワーグナー特別演奏会」(2021年1月23日 ザ・シンフォニーホール)が、2021年度音楽クリティック・クラブ賞本賞を受賞。
山田和樹×関西フィルほか大阪4楽団「シューベルト交響曲全曲演奏会」(2022年9月8日ほか 住友生命いずみホール)が、2022年度音楽クリティック・クラブ賞本賞を受賞。

公式サイトhttp://www.kansaiphil.jp/

公式SNS
X(旧Twitter):@kansaiphil
Facebook:@kansaiphilharmonic
YouTube:【公式】関西フィルハーモニー管弦楽団 – Kansai Philharmonic Orchestra

コンサート情報

おすすめ記事

ぶらあぼONLINE アーティスト名鑑は、各団体の了承を得て掲載しています。無断転載は固くお断りいたします。商用利用につきましては各団体へご相談ください。
コンサート情報は、ぶらあぼONLINE編集部へ寄せられた情報に基づいて掲載しています。