伝説のトロンボニスト3人が奇跡の集結! 東京佼成ウインドオーケストラとの“夢の響宴”

左より:クリスチャン・リンドバーグ/ジョゼフ・アレッシ/イアン・バウスフィールド

 クリスチャン・リンドバーグ、ジョゼフ・アレッシ、イアン・バウスフィールド……彼ら世界最高峰のトロンボーン奏者たちが一堂に会する日が来るなんて! それはまさに奇跡中の奇跡。しかもバックが日本随一の東京佼成ウインドオーケストラとくれば、“夢の響宴”としか言いようがない。

 “トロンボーンのパガニーニ”の異名をとるスーパー奏者リンドバーグ、ニューヨーク・フィルの首席奏者を長年務め、ソリストとしても名を成すアレッシ、ロンドン響からウィーン・フィルの首席奏者に転身し、史上初のイギリス出身団員となった(現在はソリスト、教育者、指揮者)バウスフィールドの3名は、いずれも真のレジェンドたち。彼らは、柔らかく、重厚で、語り、歌うトロンボーンの魅力を、最高度の手腕で堪能させてくれる。そんな3人が音を重ね、空気を震わせる瞬間を味わうだけでも貴重な体験だが、今回はアレッシが吹くリムスキー=コルサコフの協奏曲といったソロ演奏もあるのが嬉しい。この歴史的公演、音楽ファンの全てが逃してはならない。

文:柴田克彦

(ぶらあぼ2026年7月号より)

3 mute Tenors×東京佼成ウインドオーケストラ
2026.11/2(月)19:00 東京オペラシティ コンサートホール
問:プロアルテムジケ03-3943-6677
https://www.proarte.jp


柴田克彦 Katsuhiko Shibata

福岡県生まれ。音楽マネージメント勤務を経て、フリーの音楽ライター・評論家&編集者となる。雑誌、コンサート・プログラム、Web、宣伝媒体、CDブックレットへの、取材・紹介記事や曲目解説等の寄稿、プログラム等の編集業務を行うほか、講演や講座も受け持つなど、幅広く活動中。著書に『山本直純と小澤征爾』(朝日新書)、 『1曲1分でわかる! 吹奏楽編曲されているクラシック名曲集』(音楽之友社)。