総勢13名の歌手陣が紡ぐオペラの名場面
イタリアで研鑽を積み、幅広いステージで活躍中のバリトン原田勇雅(熊谷市出身)は、地元では地域文化振興に力を注ぐ若きリーダーとしても知られた存在。10月には「日本の公園の父」と呼ばれた埼玉の偉人、本多静六の物語を歌と朗読で綴る舞台『永遠の森』の出演および構成・演出などを担当して成功させ、話題を集めたばかり。そんな彼が中心となって埼玉ゆかりのオペラ歌手たち総勢13人が集結し、若き歌声を発信する祭典が12月にさいたま市文化センター大ホールで開催される。
第1部ではインタビューを交えながら埼玉への想いにも迫りつつ、それぞれがいちばん歌いたい“歌”を披露。第2部にはモーツァルトの歌劇《魔笛》の登場人物パパゲーノに扮した原田が、オペラの森でヴェルディやプッチーニからワーグナーまで様々な作品の登場人物と出会い、一緒に人気曲を紡いでいく楽しいプログラムが組まれている。県内はもちろん、県外からもぜひ!
文:東端哲也
(ぶらあぼ2022年12月号より)
2022.12/28(水)16:30 さいたま市文化センター【配信あり】
問:テレビ埼玉クリエイティブ048-822-6603
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