奇跡のドリームチームで描くメタモルフォーゼン
――成田寛さん&白井圭さんにインタビュー

左:成田寛 右:白井圭

 12月にHakuju Hallで行われる《弦楽七重奏による「メタモルフォーゼン」》。ブラームスとR.シュトラウスの精神的な深層を探るアンサンブル公演で、まさに「ドリームチーム」と呼ぶにふさわしい、日本のトップ弦楽器奏者7名が集結します。今回は、その火つけ役である山響首席ヴィオラ奏者の成田寛さんと、出演者を代表してヴァイオリニストの白井圭さんにお話を伺いました。

 この企画が立ち上がったのは、成田さんと、山響で同僚の矢口里菜子さんとの会話からだったといいます。   出演者は、お二人のほか、今年デビュー50周年を迎えた山崎伸子さん、国内外のオーケストラでコンサートマスターやソリストを務める岡本誠司さん、東京フィル首席ヴィオラ奏者の小峰航一さん、読響ソロ・コントラバス奏者の石川滋さん。

 「僕が今年60歳、オーケストラプレイヤーとして40年目の節目ということで、矢口さんから背中を押され、ソナタなどを弾くより室内楽をやってみたいと構想を膨らませました」。以前からこの方たちと演奏したら面白いだろうな、と挙げたメンバー案を見た矢口さんから、「もう一人、ウーマンパワーが必要!」ということで人選をお任せしたところ、山崎伸子さんが加わることに! 成田さんご自身も「まさか参加してくださるとは」と驚くほどの座組が実現しました。   

 また、白井さんが来年4月より読響の第1コンサートマスターに就任するため、偶然にも各オーケストラに所属するメンバーが2名ずつ顔を揃えるという絶妙なバランスの布陣に。それぞれ異なるオーケストラで日々研鑽を積むトッププレイヤーたちが、一つの室内楽として交わった時にどのような化学反応を起こすのか。記事は11月号(10月18日発行)掲載、どうぞお楽しみに!

弦楽七重奏による「メタモルフォーゼン」
浪漫派の変容~ブラームスからリヒャルト・シュトラウスへ
2026.12/1(火)19:00 Hakuju Hall

 
出演/白井圭、岡本誠司(以上ヴァイオリン) 成田寛、小峰航一(以上ヴィオラ)
   山崎伸子、矢口里菜子(以上チェロ) 石川滋(コントラバス)
曲目/J.ブラームス:弦楽五重奏曲 第2番 ト長調 op.111
   R.シュトラウス:歌劇「カプリッチョ」より “プレリュード”(弦楽六重奏)
   R.シュトラウス:メタモルフォーゼン TrV 290(弦楽七重奏版) 
 
問:Hakuju Hall チケットセンター03-5478-8700
https://hakujuhall.jp