今年で6回目を迎えた平井康三郎声楽コンクール(審査委員長:平井丈一朗)の本選が10月6日、渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホールで行われ、入賞者が決定した。このコンクールは、〈平城山〉〈九十九里浜〉〈とんぼのめがね〉などの作品で知られる平井康三郎の歌曲を課題曲とし、日本歌曲のさらなる普及を目指して実施されている。

◎第6回 平井康三郎声楽コンクール 結果
■入賞:
第1位 中川悠子(なかがわ ゆうこ)ソプラノ
第2位 河合美紀(かわい みき)メゾソプラノ
第3位 柳清美(りゅう ちょんみ)ソプラノ
■入選:
※以下、本選出場順で記載
奨励賞 中野文楓(なかの ふみか)ソプラノ
奨励賞 曽根順子(そね よりこ)ソプラノ
石丸奏穂(いしまる かなほ)ソプラノ
平野花実(ひらの はなみ)ソプラノ
田邊清美(たなべ きよみ)ソプラノ
近藤柚奈(こんどう ゆな)メゾソプラノ

優勝した中川悠子(ソプラノ)は、国立音楽大学大学院リートコース修了。日本オペラ振興会オペラ歌手育成部でも研鑽を積み、現在、藤原歌劇団準団員及び日本オペラ協会会員。2024年にはチェコ国際音楽コンクールで優勝している。第2位には、新国立劇場合唱団でも活躍し、昨年のこのコンクールでは入選を果たしていた河合美紀(メゾソプラノ)が選ばれた。第3位は、朝鮮大学校を経て、桐朋学園大学音楽学部カレッジディプロマ声楽専攻でも学んだ韓国籍の柳清美(ソプラノ)。「日本歌曲の国際性を印象付け、本コンクールの新たな展開と感じられた」と、実行委員長の平井秀明は手応えを語っている。
11月7日には、康三郎の墓がある東京・南青山の梅窓院・祖師堂で、本選に進出した9名による入賞入選記念コンサートが行われる。
文:編集部 写真提供:平井康三郎声楽コンクール実行委員会
第6回 平井康三郎声楽コンクール 入賞入選記念コンサート
2026.11/7(土)17:00 梅窓院・祖師堂
問:平井康三郎声楽コンクール実行委員会事務局03-6403-9846
https://www.arioso.co.jp/vocal-competition
