久石譲は、自身の最新作「Concerto for Orchestra(管弦楽のための協奏曲)」を8月に自らのタクトで日本初演すると発表した。

この作品は、トロント交響楽団、カーネギーホール、久石譲財団、コロラド交響楽団、サンフランシスコ交響楽団、パリ管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、シカゴ交響楽団、サンタ・チェチーリア国立アカデミー管弦楽団の10団体が共同委嘱したもの。まず、トップバッターで、5月14日〜16日にワシントン・ナショナル交響楽団が世界初演を果たしており、このあと順次各国で演奏されることになっている。

日本国内では、8月25日、26日にサントリーホールで開催される「久石譲 フューチャー・オーケストラ・クラシックス Vol.8」で、久石がFuture Orchestra Classics(コンサートマスター:近藤薫)を指揮して初演を迎えることになる。「管弦楽のための協奏曲」といえば、バルトーク、ルトスワフスキなどの作品が想い起こされるが、久石の作品は全5楽章からなる大作とのことで、やはりこの楽章構成はバルトークへのオマージュということなのだろうか。フィリップ・グラスの交響曲第1番「ロウ・シンフォニー」に続いて演奏される点も注目だ。

作曲家・指揮者として海外のトップ・オーケストラとの共演の機会は、近年ますます多くなっている。2万人の客席を擁するフランス南部ニームの円形闘技場「ニーム・アレーヌ」でのコンサート(6/28)はすでに完売。そのほか、タングルウッドでのボストン響との初共演(7/18)、ロサンゼルス・フィルとの映画音楽コンサート(7/21〜7/23)など、この夏も大忙しの久石。10月にはアムステルダムでロイヤル・コンセルトヘボウ管との映画音楽コンサート(10/2, 10/4)も控える。今回の新作の初演も、世界各国での反応が楽しみだ。
久石譲 フューチャー・オーケストラ・クラシックス Vol.8
2026.8/25(火)、8/26(水)各日19:00 サントリーホール
6/19(金)発売
フィリップ・グラス:“Low” Symphony(交響曲第1番)
久石譲:Concerto for Orchestra (日本初演)
※曲目・曲順は変更になる可能性があります
久石譲(指揮) Future Orchestra Classics
問:サンライズプロモーション 0570-00-3337
https://joehisaishi-concert.com/foc-jp/foc-vol8/
