管弦楽:トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン
「トヨタ・マスター・プレイヤーズ,ウィーン」とは、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とウィーン国立歌劇場のメンバーを中心に、トップアーティストにより本公演のためだけに特別に編成された、世界最高レベルの室内オーケストラ。ウィーン・フィルのコンサートマスターであるフォルクハルト・シュトイデ芸術監督のもと、指揮者なしだからこそ奏でられる絶妙なアンサンブルと自由自在な音楽性、さらに全員が精鋭メンバーゆえのダイナミックな演奏が特長。
★=ウィーン・フィルメンバー ○=ウィーン国立歌劇場メンバー
《芸術監督》
フォルクハルト・シュトイデ★
(コンサートマスター)
《ヴァイオリン》
ミラン・セテナ★
ラヘル・リリング
マリアン・ガスパー
アルヴァロ・パラ
シュケルツェン・ドリ★
アンドレアス・ノイフェルド
ミヒャール・マチャシチック
ヴィルジニー・ビュスカイユ
《ヴィオラ》
エルマー・ランダラー★
ペーター・サガイシェック
ローマン・ベルンハルト
《チェロ》
ペーテル・ソモダリ★
エディソン・パシュコ★
エリック・ウメンホッファー
《コントラバス》
ヨゼフ・ニーダーハマー
ミヒャエル・ブラーデラー★
《フルート》
エルヴィン・クランバウアー
マティアス・シュルツ-アイグナー○
《オーボエ》
ヘルベルト・マデルターナー★
ベルンハルト・ハインリヒス
《クラリネット》
ゲラルド・パッヒンガー
ペーター・ロイットナー
《ファゴット》
リヒャルト・ガラー
ビアンカ・シュースター
《ホルン》
ロナルド・ヤネツィック★
ヤン・ヤンコヴィッチ★
《トランペット》
ステファン・ハイメル★
ゲルハルト・ベルンドル○
《ティンパニ》
ミヒャエル・ヴラダー
ソリスト・指揮・共演
フォルクハルト・シュトイデ
(芸術監督/ヴァイオリン)
大学在学中よりオーケストラ奏者として活躍し、1994年ウィーン国立歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに就任。98年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団、99年よりコンサートマスターを務めている。2002年シュトイデ弦楽四重奏団を結成する等、室内楽やソロ活動も積極的に行っている。
エルヴィン・クランバウアー(フルート) プログラムA1・B
9歳よりブルックナー音楽院にてフルートとピアノを始める。ウィーン国立音楽大学にてW.シュルツ氏に師事、1991年最優秀の成績で卒業。93年ウィーン放送交響楽団ソロ・フルート奏者に就任、現在はウィーン交響楽団ソロ・フルート奏者を務める。また室内楽奏者として、ウィーン放送交響楽団木管五重奏団等のメンバーを務めている。
小菅 優(ピアノ)
プログラムA2
2005年カーネギー・ホールで、翌06年にはザルツブルク音楽祭でそれぞれリサイタル・デビュー。その後も世界的な活躍を続ける。ベートーヴェンのピアノ付き作品を徐々に取り上げる「ベートーヴェン詣」やピアノ・ソナタに焦点を当てた「ソナタ・シリーズ」等に取り組む。14年第64回芸術選奨音楽部門 文部科学大臣新人賞、17年第48回サントリー音楽賞受賞。
下野竜也(指揮)
プログラムB
鹿児島生まれ。2000年東京国際音楽コンクール、01年ブザンソン国際指揮者コンクール優勝。以降、国際的な活躍を続けている。広島交響楽団音楽総監督、広島ウインドオーケストラ音楽監督、NHK交響楽団正指揮者。24年4月札幌交響楽団首席客演指揮者に就任予定。京都市立芸術大学、東京藝術大学、東京音楽大学にて後進の指導にあたる。
ペーテル・ソモダリ(チェロ)
プログラムB
1977年ヴェスプレーム(ハンガリー)生まれ。4歳よりチェロを始める。2005年マルクノイキルヘン国際コンクール優勝。室内楽奏者として多くの音楽家と共演。12年にウィーン国立歌劇場及びウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のソロ・チェリストに就任。18年よりウィーン国立音楽大学客員教授を務めている。
エルマー・ランダラー(ヴィオラ)
プログラムB
1974年ザルツブルク生まれ。90年グスタフ・マーラー・ユース管弦楽団及びEUユース・オーケストラに入団。96年ウィーン国立歌劇場管弦楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。また、99年よりウィーン・フィルハーモニア・トリオ、ベルヴェデーレ・トリオ、2000年よりウィーン・ヴィルトゥオーゼン、02年よりシュトイデ弦楽四重奏団等のメンバーを務めている。
名古屋フィルハーモニー交響楽団
プログラムB
1966年創立。中部・東海地方の音楽界をリードするプロ・オーケストラ。
愛称“名(めい)フィル”。音楽監督=川瀬賢太郎、名誉音楽監督=小泉和裕、桂冠指揮者=小林研一郎、名誉指揮者=モーシェ・アツモン、名誉客演指揮者=ティエリー・フィッシャー。コンポーザー・イン・レジデンス=小出稚子。
https://www.nagoya-phil.or.jp