小林道夫(ピアノ/チェンバロ)Michio Kobayashi, piano/cembalo

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業。在学中より伴奏者として活動を始めた。1956年毎日音楽賞新人奨励賞を受賞。この頃より中山悌一氏の伴奏者に選ばれ、ドイツ音楽について同氏より徹底した訓練薫陶を受けた。

1960年前後から、来日した世界的な音楽家たちとの共演が始まり現在までに、声楽では、ヤノヴィッツ、アメリング、マティス、デ・ラ・カーザ、オジェー、ヘフリガー、シュライヤー、エクヴィルツ、ヒュッシュ、フィッシャー・ディスカウ、プライ、器楽では、ランパル、ツェラー、ニコレ、グラーフ、ラルデ、ラリュー、コッホ、ホリガー、ダム、スーク、シルヴァースタイン、ヘッツェル、ヘルシャー、ベッチャー、フルニエ等の芸術家たち、また、カラヤン指揮のベルリン・フィルハーモニー、ミュンヒンガー指揮のシュトゥットガルト室内オーケストラとステージをともにしている。

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1965年北西ドイツ音楽アカデミー(デトモルト市)に留学。チェンバロと室内楽を学び1966年秋に帰国後は、鍵盤楽器奏者、室内楽奏者、伴奏者、また、指揮者として極めて多方面にわたって活躍している。

1970年第1回鳥井音楽賞(現在のサントリー音楽賞)を受賞。1972年ザルツブルク国際財団モーツァルテウムより記念メダルを受けた。1979年モービル音楽賞を受賞。2019年度 第30回日本製鐵音楽賞特別賞を受賞。

国立音楽大学大学院教授、東京藝術大学大学院客員教授、大阪芸術大学大学院教授、大分県立芸術文化短期大学客員教授を務めた。

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