Tag Archive for 都響

サリーム・アシュカール(ピアノ)

ドイツの作品は、私にとって底なしの魅力があるのです  べートーヴェンを中心に、バッハ、シューマン、メンデルスゾーン、ブラームスといったドイツ音楽への意欲的なアプローチを続けるサリーム・アシュカール。端然としてエネルギッシュ、かつ叙情的なピアニズムで聴かせるベートーヴェンのピアノ・ソナタ全曲演奏会は、世界各地で賞賛を集め…

東京・春・音楽祭 2019 の聴きどころ

《リゴレット》や《オランダ人》など、15周年にふさわしい充実のラインナップ  すっかり春の上野の風物詩となった「東京・春・音楽祭」。2019年は節目の第15回を迎え、いっそう充実したプログラムが組まれた。  聴きどころはたくさんあるが、まず筆頭に挙げたいのはリッカルド・ムーティの登場だ。今回、「イタリア・オペラ・アカデ…

都響が大野和士の音楽監督任期延長を発表

 東京都交響楽団は、現在音楽監督を務めている大野和士の任期を2023年3月まで延長することを発表した。  大野はプロ・デビューとなった1984年3月の都響との初共演以来、都響指揮者を経て、2015年4月より第5代音楽監督に就任。都響の主要なレパートリーの1つであるマーラーを軸とし、古典派から現代まで多彩な演目を取り上げ…

【CD】トランペット・シング!/高橋敦&野田清隆

 都響の首席奏者・高橋の当レーベル3枚目のソロ・アルバム。クラシック作曲家のオペラやミュージカル作品を中心に、トランペットの“歌”を聴かせる内容だ。彼はさすが日本を代表する奏者だけあって、全体にブリリアントかつマイルドな音色で、ナチュラルな演奏を展開している。《カルメン》や『ウエスト・サイド〜』のおなじみのメロディも新…

アラン・ギルバート(指揮) 東京都交響楽団

生命の息吹がもたらす爆発的なエネルギーを示唆する「春」の音楽  東京都交響楽団とは初共演から「独特のケミストリー」が生まれたという首席客演指揮者のアラン・ギルバート。12月の定期演奏会Bシリーズおよび都響スペシャルでは、メンデルスゾーンの序曲「フィンガルの洞窟」、シューマンの交響曲第1番「春」、ストラヴィンスキーのバレ…

アラン・ギルバート(指揮) 東京都交響楽団

捻りを効かせたスペイン・プログラムの妙味  今年4月より東京都交響楽団の首席客演指揮者を務めるアラン・ギルバートが、この12月、都響の定期演奏会に帰ってくる。今回組まれたのは、スペインをテーマにしたプログラム。リヒャルト・シュトラウスの交響詩「ドン・キホーテ」、ビゼーの「カルメン」組曲抜粋、リムスキー=コルサコフのスペ…

都響が2019年度楽季ラインナップ発表

 東京都交響楽団が2019年度のラインナップを発表した。音楽監督5シーズン目となる大野和士は作曲家の最後の作品と最晩年の楽曲にフォーカス。ベルクのヴァイオリン協奏曲(独奏ヴェロニカ・エーベルレ)とブルックナーの交響曲第9番(2019.9/3,9/4)、武満徹「鳥は星形の庭に降りる」とラフマニノフの交響的舞曲(4/26)…

2018年11月発売のおすすめチケット情報

■11/16(金)発売 ソフィー・ダルティガロング ファゴット・リサイタル 2019.3/9(土)14:00 高崎シティギャラリー コアホール ソフィー・ダルティガロング(ファゴット) 沢木良子(ピアノ) ヴィヴァルディ:チェロ・ソナタ第7番 イ短調 RV44 J.S.バッハ:無伴奏フルートのためのパルティータ イ短調…

東京・春・音楽祭2019 概要発表

 10月29日、東京文化会館にて、「東京・春・音楽祭2019」(以下、東京春祭)の概要発表記者会見が開かれた。3月15日から4月14日まで1ヵ月間にわたって、過去最大規模となる200公演以上(有料公演約70公演、その他の公演130公演以上)が開催される。 (2018.10/29 東京文化会館 Photo:J.Otsuk…

サントリーホール 作曲家の個展Ⅱ 2018 金子仁美 × 斉木由美 愛の歌 Les Chants de l’Amour

不協和を越えた「愛の歌」へ  「愛の歌」。平凡といえばとてつもなく平凡だが、シンプルかつ美しい言葉ではある。おそらく、こんな意味のタイトルをもった曲はどの時代にも、どこの国にも、どの言語にも存在するに違いない。ゆえに、このタイトルを冠した曲を書くというのは、もっともライバルが多く、困難な賭けに身を投じることだともいえる…