Tag Archive for 東京フィルハーモニー交響楽団

アルベルト・ゼッダ(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

名匠が繰り出す新旧イタリア音楽の魅力  名匠という称号にふさわしいマエストロにも、さまざまなタイプがある。イタリアのミラノ生まれ、今年で86歳になるアルベルト・ゼッダの音楽は、爽快かつ作為のないカンタービレにあふれ、「楽譜に命が吹き込まれるとはこういうことか」という気にさえさせてくれる。ロッシーニ研究の第一人者でもある…

新国立劇場《カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師》稽古場レポート vol.1

 5/14(水)から上演の新国立劇場《カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師》の稽古場に潜入! 普段なかなか見られない稽古風景を取材しました。 (Photo:M.Terashi & J.Otsuka /TokyoMDE) 4/16(水)の稽古初日は《道化師》の稽古。演出のジルベール・デフロさん(前列左から2番目…

軽井沢大賀ホール 2014 春の音楽祭

名手たちが集結して春の祝祭を盛り上げる  軽井沢大賀ホールが、2005年の開館当初から続けている『春の音楽祭』。今や地元では、高原に光の季節の到来を告げる風物詩として、すっかり定着している。  今年は、井上道義指揮のオーケストラ・アンサンブル金沢が、豪華なソリスト陣を迎えておくるステージで開幕。ベートーヴェン「田園」や…

尾高忠明(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

ワールドツアーの成果を披露  東京フィルの4月定期公演で指揮台に立つのは、同楽団桂冠指揮者を務める尾高忠明。三善晃作曲の「オーケストラのためのノエシス」、ブルッフのヴァイオリン協奏曲第1番、ブラームスの交響曲第1番の3曲が演奏される。  昨年亡くなった三善晃の「ノエシス」は、1978年に尾高忠明自身によって初演された東…

“挑発するオペラ”、新国立劇場《ヴォツェック》が開幕

 兵士ヴォツェックは、貧しい生活を強いられながら、愛する家族を守るために必死で生きようとするが、貧困と抑圧によって、ついには家族を、そして、自らをも滅ぼす・・・  実話をもとに19世紀ドイツの劇作家ビューヒナーが書いた戯曲に材を取り、アルバン・ベルクが台本と作曲を手がけた20世紀の傑作オペラ《ヴォツェック》が5日、新国…

新国立劇場《ヴォツェック》稽古レポートvol.1

4月5日から新国立劇場で上演されるアルバン・ベルクのオペラ《ヴォツェック》(バイエルン州立歌劇場との共同制作)の稽古場を取材しました。 (2014.3.31 新国立劇場オペラパレス Photo:M.Terashi /TokyoMDE) ●《ヴォツェック》とは? 19世紀ドイツの重要な劇作家ビューヒナーの戯曲をもとに、上…

ダン・エッティンガー(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

豪快なロシア・プログラムを一気に満喫  2010年から東京フィルの常任指揮者を務めるダン・エッティンガーが、この3月にオーチャード、サントリー、東京オペラシティと東京フィルの3大定期を“ぶち抜き枠”のようにして、ラフマニノフのピアノ協奏曲(第2番・第3番)+チャイコフスキーの後期交響曲(第4番〜第6番)をドッキングさせ…

NHK交響楽団 第62回「尾高賞」授賞作品決定

 第62回「尾高賞」の授賞作品が、猿谷紀郎作曲:彼交響詩「浄闇(じょうあん)の祈り2673」(2013・伊勢神宮式年遷宮広報本部委嘱)、細川俊夫作曲:トランペット協奏曲「霧の中で」(2013・サントリーホール・ハンブルク北ドイツ放送交響楽団共同委嘱)に決まった。2月21日(金)、東京・ARK HILLS CLUBにおい…

東京フィルハーモニー交響楽団 響きの森クラシック・シリーズ vol.47

俊才の3年の成果を記す、千一夜物語  三ツ橋敬子は、東京フィル100年の歴史の中で、定期演奏会を任された初の日本人女性指揮者である。毎回が真剣勝負といえども、在京オケの定期となれば重みが違う。彼女は2011年と12年の2回定期を指揮し、確かな成果を挙げた。また同時に東京フィルはいち早く彼女を認め、その音楽作りを最も深く…

アンドレア・バッティストーニ(指揮) 東京フィルハーモニー交響楽団

イタリア人指揮者によるアメリカ大陸プログラム  2014年1月の東京フィル定期に出演が予定されていた女性指揮者アロンドラ・デ・ラ・パーラが3月に出産を控えているために来日できなくなった。代わって指揮台に上がるのは、今年5月に同フィル定期に登場して高い評価を得ているアンドレア・バッティストーニ。ヴェローナ生まれで、20代…