旬の歌い手たちとともにオペラの魅力をじっくりと解き明かす
“オペラ通”として知られ、脚本も手掛けている作家の林真理子が、その魅力を届ける「マリコとオペラ!」。すでに全国各地で好評を博しているこの企画が、2022年1月、岐阜のサラマンカホールで開催されることになった。
第1部は林が「本とオペラのある人生」というテーマで語るトーク・ステージ。人気作家の生の声を聞ける貴重なチャンスだ。第2部のコンサート・ステージは林がセレクトしたオペラ・アリアの名曲をソプラノ・小林沙羅、テノール・西村悟が河野紘子のピアノとともに歌い上げる。第3部はクロストークで歌手たちとの対話が繰り広げられ、第4部プレゼント・ステージでは出演者からお客様へプレゼント曲が贈られるという趣向。
ナビゲーターは、同ホール音楽監督で文化芸術プロデューサーの浦久俊彦。プログラムのメインはプッチーニの歌劇からのナンバー。《ジャンニ・スキッキ》より〈わたしのお父さん〉、《トスカ》より〈星は光りぬ〉、《ラ・ボエーム》より〈愛らしい乙女よ〉、《トゥーランドット》より〈誰も寝てはならぬ〉など、お馴染みのアリアや二重唱をたっぷりと味わえる。第4部でどんな歌のプレゼントが飛び出すのかも楽しみ。トークと歌でオペラの魅力を存分に味わえる贅沢な時間となること間違いなし! お近くの方はぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
文:室田尚子
(ぶらあぼ2022年1月号より)
2022.1/29(土)14:00 サラマンカホール
問:サラマンカホールチケットセンター058-277-1110
https://salamanca.gifu-fureai.jp