2021年第18回ショパン国際ピアノ・コンクールにて、日本では半世紀ぶりの第2位賞、コンクールの模様は配信され、世界中のピアノ・ファンの注目を集めた。
2012年第81回日本音楽コンクールにて第1位を獲得、合わせて野村賞、井口賞、河合賞、岩谷賞を受賞。以降は国内を中心に演奏活動を行う。
2016年1月にサントリーホールにて本格的なデビュー・リサイタルを開催、チケットが即完し大型アーティストの登場に大きな注目を集めた。2018年にはマネジメンと会社、株式会社NEXUSを立ち上げると同時に、同年代の実力派アーティストを迎え「MLMダブル・カルテット」を結成しプロデュース。
MLMは2021年に「Japan National Orchestra(JNO)」へと発展、株式会社化して奈良を拠点にアウトリーチ活動や、奈良県の文化活動の発展に寄与している。全国ツアーでは各地完売が続き、日本一チケットの取れないと話題を集めている。
2019年にイープラスとの共同事業でレーベル「NOVA Record」を立ち上げ、NEXUS所属アーティストをはじめJNO、JNOメンバーのCDをリリース。2020年のコロナ禍ではいち早く有料のストリーミング配信を行い、2021年からは若手音楽家とファンを繋ぐコミュニケーションの場となる音楽サロン「Solistiade」を立ち上げ運営するなど、様々な角度からクラシック音楽ファンの拡大のための活動を精力的に行なっている。
2022年からは活動の拠点をウィーンへ移し、指揮の勉強と合わせてヨーロッパを中心にカナダ、アジア、オーストラリアと海外での演奏活動にも力を入れている。
トーンキュンストラー管弦楽団とは2020年にウィーン楽友協会でデビュー、2024年にはザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団との指揮者デビューを果たした。
これまでに共演したオーケストラ
A.バッティスM.プレトニョフ指揮ロシアナショナル管弦楽団、A.ボレイコ指揮ワルシャワフィルハーモニー管弦楽団等、D.アフカム指揮スペイン国立管弦楽団、A.ギルバート指揮NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、A.バッティストーニ指揮RAI国立交響楽団, マリンスキー劇場管弦楽団、ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団、NHK交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団等公演は200回以上に及ぶ
2024年5月フォーブス誌の「Forbes 30 Under 30 Asia – Class of 2024」に選出された。
コンサート情報
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