日本センチュリー交響楽団

Japan Century Symphony Orchestra

(c) Masaharu Eguchi

日本センチュリー交響楽団は1989年に活動を開始し、2019年に楽団創立30周年を迎えた。現在は50名のメンバーが在大阪府のオーケストラとして1989年に発足し、府民からの公募で大阪センチュリー交響楽団と命名された。大阪府・豊中市を拠点とし、2011年に公益財団法人日本センチュリー交響楽団として大阪府から独立して、2019年12月に楽団創立30周年を迎えた。現在、飯森範親が首席指揮者、秋山和慶がミュージックアドバイザー、久石譲が首席客演指揮者を務める。ザ・シンフォニーホールで開催するシンフォニー定期演奏会、ハイドンの交響曲全曲演奏・録音プロジェクト「ハイドンマラソン」に加えて、パートナーオーケストラとして継続的に関わる豊中市立文化芸術センターでの「豊中名曲シリーズ」と、大阪府下2拠点で定期的な演奏会を開催している。精緻なアンサンブルと高水準な演奏で多くの音楽家から厚い信頼を得ている。また、音楽のジャンルを超えた様々な形態のコンサートにも積極的に取り組み、多方面から熱い注目を集める。
依頼公演、室内楽コンサート、学校公演、アンサンブル等を合わせて年間200回を超える公演を行っている。ハイドンマラソンのライブ録音「ハイドン交響曲集Vol.1」(他複数)や飯森範親との「大地の歌」がレコード芸術特選盤に選ばれ、また2度にわたり大阪府文化祭奨励賞を受賞する(2015年度、2018年度)など、高い評価を得ている。
オーケストラ体感コンサート「タッチ・ジ・オーケストラ」、特別支援学校コンサート、ユースオーケストラの運営といった次世代への教育プログラムも積極的に行い、「豊中まちなかクラシック」(豊中市)、「ルシオール街かどコンサート」(滋賀県守山市)等、わが街の身近なオーケストラとして楽しんでもらうための地域連携事業にも力を入れている。
「優れた演奏により地域の力を発信する」「オーケストラによる感動と癒しを提供する」「優れた才能を発掘し次世代の育成に寄与する」「国際相互理解や平和に積極的に貢献する」の4つの理念をもとに、本拠地・豊中から日本中へ多くの人々の心に明るい夢が広がることを願い、活動している。

公式サイトhttps://jcso.or.jp/

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