三浦一馬が引き出すバンドネオンの陰影――名作映画を彩った音楽をあつめて

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 桜美林大学で学ぶ学生のためだけでなく、町田市の芸術文化拠点の一つとして2023年2月より本格的にイベント発信を続けてきた、東京ひなたやまキャンパス内「桜美林芸術文化ホール」。看板施設のひとつ、パイプオルガンを備えた天然木素材の内装も美しいプロビデンスホールでは11月に、日本が世界に誇るバンドネオンの第一人者である三浦一馬を迎え、弦楽アンサンブルにピアノを加えた豪華な編成で映画音楽のコンサートを開催する。

 プログラムは『シェルブールの雨傘』(ルグラン)や『オペラ座の怪人』(ロイド=ウェバー)などのミュージカル・ナンバーから、『ラスト・タンゴ・イン・パリ』(バルビエリ)や『ニュー・シネマ・パラダイス』(モリコーネ)ら、イタリアの巨匠監督が手掛けた作品を彩るオリジナル・スコアまで盛り沢山。切れ味鋭いリズムと深い哀愁を帯びた音色が380席の親密な空間を震わせ、あの日観たノスタルジックな名画の世界へと誘ってくれるはず。

文:東端哲也

(ぶらあぼ2026年10月号より)

三浦一馬 バンドネオン・シネマコンサート
11/7(土)14:00 桜美林芸術文化ホール プロビデンスホール
問 桜美林芸術文化ホール042-739-0071
https://100th-hall.obirin.jp