中野翔太、金子三勇士、阪田知樹の3台ピアノが実現! 文京シビックホールの「トリプルピアノ」3月に開催

左より:中野翔太 ©Taira Tairadate/金子三勇士 ©Seiichi Saito/阪田知樹 ©Ayustet

 若手男性ピアニスト3人が顔を合わせる文京シビックホールの「トリプルピアノ」シリーズが3月26日に開催される。売れっ子3人の共演だけにスケジュール調整は至難だが、彼らの強い希望で今回も実現した。メンバーは、ジュリアード音楽院出身、クラシックもジャズも得意で作編曲家でもある中野翔太、11歳からハンガリー国立リスト音楽院大学特別才能育成コースに学び日本とハンガリー両国に音楽基盤を持つ金子三勇士、東京藝術大学からハノーファー音楽演劇メディア大学に特別首席入学、数々の国際コンクールで優勝、上位入賞歴を持つ阪田知樹。ソロの部では、まず中野が坂本龍一「Bolerish」とガーシュウィンの子守歌「サマータイム」(中野編)を聴かせる。阪田は15世紀の聖人の伝説を描くリストの「波の上を渡るパオラの聖フランシスコ」を演奏。そして金子はヴェルディのオペラ《リゴレット》の四重唱をもととするリストの技巧曲「リゴレット・パラフレーズ」を選んだ。

 2台ピアノの部ではラフマニノフ「組曲第2番」第2曲(金子、阪田)、ドビュッシー(デュティユー編)「月の光」(阪田、中野)、ピアソラ「リベルタンゴ」(中野、金子)がそれぞれ異なるペアで披露され、最後の3台ピアノの部ではスメタナ「モルダウ」、ラヴェル「亡き王女のためのパヴァーヌ」の編曲版のあと、今回のために中野が古今の名曲をアレンジした「トリプルピアノ・ファンタジア」で華やかに締め括られる。ソロから3台ピアノまで一挙に聴けるまたとない機会、ぜひ会場に足を運びたい。

文:萩谷由喜子

(ぶらあぼ2026年2月号より)

中野翔太 金子三勇士 阪田知樹 トリプルピアノ2026
2026.3/26(木)19:00 文京シビックホール
問:シビックチケット03-5803-1111 
https://www.b-academy.jp/hall/