第19回ショパン国際ピアノコンクール 本選出場者 演奏曲目・プロフィール一覧

リ・ティエンヨウ
2004年生。天津音楽学院で学ぶ。シンガポール国際ピアノコンクール第1位（2025）。

エリック・ルー
1997年、マサチューセッツ州出身。カーティス音楽院修了。ロバート・マクドナルド、ジョナサン・ビス、ダン・タイ・ソンに師事。リーズ国際ピアノコンクール第1位（2018）。前々回の第17回大会にて17歳の若さで第4位入賞（2015）。ワーナー・クラシックスと専属契約を結ぶ。ムーティ指揮シカゴ響、オルソップ指揮ロンドン響など主要オーケストラとの共演も多数。

リュー・ティエンヤオ
2008年生。2021年、中央音楽院附属中等学校に首席で入学。ポズナン音楽院でカタジナ・ポポヴァ＝ズィドロンに師事。エトリンゲン国際ピアノコンクールAグループ（15歳以下）第1位（2024）。ザルツブルク・チェンバー・ソロイスツや寧波交響楽団と共演。

ヴィンセント・オン
2001年、ペナン島生。マレーシアの著名なピアニスト・作曲家ング・チョン・リムのもとで学ぶ。現在は、ハンス・アイスラー音楽大学でエルダル・ネボルシンに師事。エリザベート・レオンスカヤ、ナターリア・トゥルルらの教えも受ける。第19回ロベルト・シューマン国際音楽コンクール第1位（2024）。

進藤実優
2002年生。愛知県大府市出身。モスクワ音楽院付属中央音楽学校卒業、2022年よりハノーファー音楽演劇メディア大学（ドイツ）在籍。前回大会（2018）のセミファイナリスト。ジュネーヴ国際音楽コンクール セミファイナリスト（2022）、ピティナ・ピアノコンペティション特級銀賞・聴衆賞（2021）。

ワン・ズートン 王紫桐
1999年生。内モンゴル自治区フフホト出身。北京の中央音楽院附属中学で学んだのち、カーティス音楽院でモンチェ・リウ、エレノア・ソコロフに、ニューイングランド音楽院でダン・タイ・ソンに師事。フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノコンクール第6位（2023）。前回に続く出場。

ウィリアム・ヤン
2002年、ニューヨーク生。カーティス音楽院を経て、ジュリアード音楽院でロバート・マクドナルドに師事。ミッドウエスト国際ピアノコンクール第2位（2014）、トーマス＆エヴォン・クーパー国際コンクール第6位（2018）、全米ショパンピアノコンクール第1位（2025）。

ピオトル・アレクセヴィチ
2000年、ヴロツワフ出身。カロル・リピンスキ音楽院を経て、現在チューリヒ芸術大学にてコンスタンチン・シェルバコフに師事。ニコライ・デミジェンコのもとでも学ぶ。ポーランド国内ショパンコンクール優勝（2017・2020）、ヒルトンヘッド国際ピアノコンクール第2位（2025）など多くの入賞歴を持つ。今年のヴァン・クライバーン国際ピアノコンクール・セミファイナリスト。前回大会では3次予選まで進出。

ケヴィン・チェン
2005年、カルガリー出身。幼少期より才能を発揮し、コリーン・アスパリア、クシシュトフ・ヤブウォンスキ、マリリン・エングルのもとで学ぶ。現在は、ハノーファー音楽演劇メディア大学でアリエ・ヴァルディに師事。ジュネーヴ国際音楽コンクール優勝（2022）、ルービンシュタイン国際ピアノコンクール優勝（2023）など実績は十分。作曲も手がける。

ダヴィド・フリクリ
2001年トビリシ生。ジョージア・フェスティバル・コンクール グランプリ、国際若手ピアノコンクール（オランダ）第1位、モスクワ「くるみ割り人形」国際コンクール グランプリ、第32回チッタ・ディ・カントゥ国際ピアノコンクール第1位（2024）。今年のヴァン・クライバーンでクオーターファイナル進出。現在は、マドリッドのソフィア王妃音楽院でスタニスラフ・ユデニッチに師事している。

桑原志織
1995年、東京都出身。東京藝術大学を最優秀の成績で卒業し、ベルリン芸術大学ではクラウス・ヘルヴィッヒのもと修士課程を修了。マリア・カナルス国際音楽コンクール（2016）、ヴィオッティ国際音楽コンクール（2017）、フェルッチョ・ブゾーニ国際ピアノコンクール（2019）、ルービンシュタイン国際ピアノコンクール（2021）第2位。スタインウェイ賞（ベルリン）受賞（2022）。今年のエリザベート王妃国際コンクールではファイナルに進出。