アラベラ・美歩・シュタインバッハー(ヴァイオリン)Arabella Miho Steinbacher, violin

(c)Sammy Hart

ミュンヘンでドイツ人の父と日本人の母に生まれ、3歳の時からヴァイオリンを始める。8歳よりミュンヘン音楽大学でアナ・チュマチェンコに師事し、イヴリー・ギトリスからも多大な音楽的影響と指導を受けた。

2022/23シーズンは、パトリック・ハーン指揮ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団とスイスのクロスタース音楽祭に登場し、カメラータ・ザルツブルクとスペイン・ツアーを行う。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド国立放送交響楽団、ベルギー国立管弦楽団、ミュンヘン交響楽団、ヴュルテンベルク室内管弦楽団、バーリ・ペトゥルッツェッリ劇場管弦楽団、アルスター管弦楽団、シアトル交響楽団等と共演するほか、日本ではNHK交響楽団と大阪フィルハーモニー管弦楽団に客演する。また、ウンベルト・クレリーチ指揮シドニー交響楽団とジョルジュ・レンツのヴァイオリン協奏曲を世界初演する。

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国際舞台の第一線で活躍するヴァイオリニスト。多様なレパートリーを持ち、古典派やロマン派の主要な協奏曲から、バルトーク、ベルク、ブリテン、グラズノフ、グバイドゥーリナ、ハルトマン、ヒンデミット、ハチャトゥリアン、ミヨー、プロコフィエフ、シュニトケ、ショスタコーヴィチ、シマノフスキらの作品にまで多岐にわたる。

これまでに、ニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、ドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団、NDRエルプフィルハーモニー管弦楽団、バイエルン放送交響楽団、ベルリン放送交響楽団、ロンドン交響楽団、フランス国立管弦楽団、ウィーン放送交響楽団、ソウル・フィルハーモニー管弦楽団等と共演し、BBCフィルハーモニー管弦楽団、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、ザールブリュッケン放送交響楽団等のツアーに帯同している。また日本では、NHK交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、札幌交響楽団、日本センチュリー交響楽団、京都市交響楽団と共演している。

指揮者では、ヘルベルト・ブロムシュテット、クリストフ・フォン・ドホナーニ、クリストフ・エッシェンバッハ、ローレンス・フォスター、ワレリー・ゲルギエフ、ヤコブ・フルシャ、ピエタリ・インキネン、マレク・ヤノフスキ、ウラディーミル・ユロフスキ、ファビオ・ルイージ、ズービン・メータ、アンドリス・ネルソンス、ヤニック・ネゼ=セガン、アンドレス・オロスコ=エストラーダ、キリル・ペトレンコ、マリン・オールソップ、ヨーン・ストルゴーズ、山田和樹等と共演している。

ペンタトーン・クラシックスと専属契約を結び、多様なレパートリーを収録した数々のアルバムを発表しており、最新盤『バッハとペルト』や、近年は『モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第1&2番』(ルツェルン祝祭弦楽合奏団)をリリース。『ヴィヴァルディ×ピアソラの「四季」』(ミュンヘン室内管弦楽団)はガーディアン紙の5つ星レビューに輝くなど、高い評価を得た。ミュンヘンでドイツ人の父と日本人の母に生まれ、3歳でヴァイオリンを始める。8歳よりミュンヘン音楽大学でアナ・チュマチェンコに師事し、イヴリー・ギトリスからも多大な音楽的影響と指導を受けた。

使用楽器は、ストラディヴァリウス「ex ベンノ・ヴァルター」(1718年製クレモナ)とグァルネリ・デル・ジェス「セイントン」(1744年製クレモナ)で、いずれもスイスのプライベート財団より貸与。

2004年、パリで急病のチョン・キョンファに代わり、サー・ネヴィル・マリナー指揮フランス放送フィルハーモニー管弦楽団とベートーヴェンの協奏曲を演奏し大成功を収めたのをきっかけに、ソリストとしてのキャリアをスタートさせた。

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