世界屈指の名手が揃うウィーン=ベルリン ブラス・クインテットが日本ツアー開催! 金管の真髄を魅せる

 12月に、6都市を巡る日本ツアーを行うウィーン=ベルリン ブラス・クインテット。元ベルリン・フィル首席やウィーン響首席、ウィーン・フィルの団員からなる豪華メンバーがずらりと揃った金管五重奏団だ。金管五重奏は、2本のトランペット、ホルン、トロンボーン、そしてテューバによる。高音から中音、低音のバランスがいいアンサンブルは、コントラバスを含む弦楽五重奏の金管版といったところ。

 プログラム前半はマルコム・アーノルドとヴィクトル・エワルドの金管五重奏曲を中心に、バッハやブルックナーといった作品を挟みつつ、金管五重奏の可能性と魅力を余すところなく披露する。後半はもっと打ち解けた雰囲気で、ジャズ風のヴェルナー・ピルヒナー作品、ワルツが主役となるウィーンに由来する作品などが並ぶ。そして、締め括りは、このアンサンブル定番の「オーストリアのクリスマス・メドレー」だ。その妙技と密接なアンサンブルが楽しめること請け合いだ。

文:鈴木淳史

(ぶらあぼ2026年11月号より)

ウィーン=ベルリン ブラス・クインテット
2026.12/9(水)19:00 茨木市文化・子育て複合施設 おにクル ゴウダホール
12/15(火)18:30 静岡音楽館AOI
12/16(水)19:00 横浜/関内ホール
問 プロアルテムジケ03-3943-6677
https://www.proarte.jp
※東京、豊田、沼津公演あり。ツアーの詳細は上記ウェブサイトでご確認ください。

※ぶらあぼ2026年11月号に掲載した静岡公演の曜日および開演時刻に誤りがありました。正しくは、12/15(火)18:30開演です。お詫びして訂正いたします。


鈴木淳史 Atsufumi Suzuki

雑文家/音楽批評。1970年山形県寒河江市生まれ。著書に『クラシック悪魔の辞典』『背徳のクラシック・ガイド』『愛と幻想のクラシック』『占いの力』(以上、洋泉社) 『「電車男」は誰なのか』(中央公論新社)『チラシで楽しむクラシック』(双葉社)『クラシックは斜めに聴け!』(青弓社)ほか。共著に『村上春樹の100曲』(立東舎)などがある。
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