《ナクソス島のアリアドネ》 の「プロローグ」ではこんなことが起こっている!

 《ナクソス島のアリアドネ》は、モリエールの名喜劇から発してつくられました。もとは3幕もあった芝居の部分が、改訂の際に作り替えられて「プロローグ」に。ギューっ!と凝縮された内容になっています。登場人物たちのやりとりの一つひとつは、作曲者のR.シュトラウスと台本を書いたホーフマンスタールが心血を注いだものであり、台詞はどれも意味をもつものですが、すべてを“追いかける”のは難しい・・かも。今回の日本公演で指揮をするマレク・ヤノフスキも、「ここでの台詞の真の意味のすべてを理解するのは、ドイツ人でも難しいかもしれません」と語りました。
 ここでは、どのようなことが起こっているのか、場面を追いながら、流れをご紹介してみましょう。

《ナクソス島のアリアドネ》
作曲:R.シュトラウス
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
指揮:マレク・ヤノフスキ

■公演日程
10月25日(火) 7:00p.m.
10月28日(金) 3:00p.m.
10月30日(日) 3:00p.m.
会場:東京文化会館

■予定される主な出演
プリマドンナ/アリアドネ:グン=ブリット・バークミン
ツェルビネッタ:ダニエラ・ファリー
作曲家:ステファニー・ハウツィル
テノール:ステファン・グールド

*表記のキャストは2016年9月30日現在の予定です。

■入場料(税込)
S=¥63,000 A=¥58,000 B=¥53,000 C=¥48,000 D=¥32,000 E=¥25,000 F=¥17,000
エコノミー券=¥13,000 学生券=¥8,000

ウィーン国立歌劇場2016年日本公演公式HP
http://www.wien2016.jp/

●全公演のS〜D券
第2次発売
9月3日(土) 10:00より
NBSチケットセンター:03-3791-8888