《ワルキューレ》上演において、ヴォータンが愛娘ブリュンヒルデと告別するフィナーレの場面は、どんなプロダクションにおいても最大の見どころといえるでしょう。
ウィーン国立歌劇場の本プロダクションでは、舞台全体を包む炎がプロジェクション・マッピングを駆使して作り出されます。実は日本公演でこれを実現するための準備は、今年2月から開始されました。ウィーンとは劇場機構が異なるため、テクニカル担当者が来日し、実際に投影してみなければならないからです。深夜の東京文化会館の舞台に映像を投影するセットを組み、プロジェクターの位置を調整・・・。セット組みに約3時間、投影のテストを始めるまでには奥行きや高さなど、綿密に調整が行われることおよそ2時間。こうしてようやく、燃える炎が舞台一面に!
【動画】いよいよ投影! さまざまな「魔の炎」がテストされていく
R.ワーグナー作曲
《ワルキューレ》
指揮:アダム・フィッシャー
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
11月 6日(日) 3:00p.m.
11月 9日(水) 3:00p.m.
11月12日(土) 3:00p.m.
会場:東京文化会館
■予定される主な出演
ジークムント:クリストファー・ヴェントリス
ジークリンデ:ペトラ・ラング
ブリュンヒルデ:ニーナ・シュテンメ
ヴォータン:トマス・コニエチュニー
フリッカ:ミヒャエラ・シュースター
*表記のキャストは2016年4月8日現在の予定です。
■入場料(税込)
S=¥67,000 A=¥61,000 B=¥54,000 C=¥49,000 D=¥33,000 E=¥25,000 F=¥17,000
エコノミー券=¥13,000 学生券=¥8,000
ウィーン国立歌劇場2016年日本公演公式HP
http://www.wien2016.jp/
【チケット発売情報】
●全公演のS〜D券
第2次発売
9月3日(土) 10:00より
NBSチケットセンター:03-3791-8888