ローザ・フェオーラのスザンナ

Photo:Todd Rosenberg

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 《フィガロの結婚》でスザンナを歌うローザ・フェオーラは、マエストロ・ムーティが認める実力派ソプラノ。今シーズンもつい先ごろ、ムーティ指揮のもと、シカゴ交響楽団でマーラーの交響曲第4番のソリストとして、また演奏会形式《ファルスタッフ》に出演。彼女のナンネッタは、“なんと魅力的!”(シカゴ・サン・タイムス)、“安定感と豊かな表現によるすばらしい歌唱”(ガーディアン)など、絶賛されました。

Photo: Sergio Vitale

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 1986年生まれのフェオーラが世界的な注目を集めたのは2010年ドミンゴ主宰の国際コンクール「オペラリア」。以来瞬く間に活躍の場を広げ、これまでにローマ歌劇場、チューリッヒ、トリノ、マドリッド、ベルリン・ドイツ・オペラ、バイエルン国立歌劇場ほか、ザルツブルクやグラインドボーンなどの音楽祭で華やかな成功を次々とおさめ、いま最も注目を集める実力派ソプラノの一人となっています。

2010年ミラノで開催された「オペラリア」で

2010年ミラノで開催された「オペラリア」で

 この7月にはBBCプロムスへのデビュー、また7月から8月はグラインドボーン音楽祭の《フィガロの結婚》でスザンナを演じます。スザンナ役は、彼女のレパートリーのなかでも重要なものの一つとなっています。
 その魅惑的な歌声は、聴いていただくのが一番! ここでは、フェニーチェ歌劇場での上演から、カルメラ・レミージョの伯爵夫人との「手紙の二重唱」をご紹介しましょう。

ムーティ指揮シカゴ交響楽団 演奏会形式《ファルスタッフ》でナンネッタを歌うフェオーラ Photo:Todd Rosenberg

ムーティ指揮シカゴ交響楽団 演奏会形式《ファルスタッフ》でナンネッタを歌うフェオーラ
Photo:Todd Rosenberg

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ウィーン国立歌劇場2016年日本公演公式HP
http://www.wien2016.jp/