《ワルキューレ》には聴きどころが満載です。なかでも、第3幕の幕開け「ワルキューレの騎行」は、映画『地獄の黙示録』やゲームの音楽、CMに使われることもしばしばありますし、携帯電話の着メロにもなっていたり・・・クラシック・ファンでなくても聴いたことがある、という人も多いにちがいありません。

　「ワルキューレの騎行」は、たしかに印象的、そして気分が高揚します。だから、何か自分の心を鼓舞したいときに聴くという人もいるかもしれません。でもちょっと待って！運転中に聞く音楽でもっとも危険な曲は「ワルキューレの騎行」だという調査結果があるのだそうです。なんでも、1分間あたり60ビート以上のハイテンポな曲を90デジベル以上のボリュームで聞くと、ドライバーの危険回避動作が20%遅れるのだとか。ちなみに、同調査結果の第5位はヴェルディ「レクイエム」の〈怒りの日〉だそうです。

　動画では、アダム・フィッシャー指揮による「ワルキューレの騎行」の冒頭部分をご覧いただけます。
　ウィーン国立歌劇場管弦楽団すなわちウィーン・フィルによる、颯爽たる響きです！

R.ワーグナー作曲
《ワルキューレ》
指揮：アダム・フィッシャー
演出：スヴェン＝エリック・ベヒトルフ
11月 6日（日） 3:00p.m.
11月 9日（水） 3:00p.m.
11月12日（土） 3:00p.m.
会場：東京文化会館

■予定される主な出演
ジークムント：クリストファー・ヴェントリス
ジークリンデ：ペトラ・ラング
ブリュンヒルデ：ニーナ・シュテンメ
ヴォータン：トマス・コニエチュニー
フリッカ：ミヒャエラ・シュースター
＊表記のキャストは2016年4月8日現在の予定です。

■入場料（税込）
S=¥67,000 A=¥61,000 B=¥54,000 C=¥49,000 D=¥33,000 E=¥25,000 F=¥17,000
エコノミー券=¥13,000　学生券=¥8,000

●全公演のS〜D券
一斉発売開始
6月4日(土) 10：00より

ウィーン国立歌劇場2016年日本公演公式HP
http://www.wien2016.jp/