ファン待望の舞台付オペラを指揮〜マレク・ヤノフスキ

日本では最初で最後の機会?!

マレク・ヤノフスキ(Photo : Spring Festival in Tokyo Executive Committee / Satoshi Aoyagi) 《ナクソス島のアリアドネ》(Photo_Wiener Staatsoper / Michael Poehn)

マレク・ヤノフスキ(Photo : Spring Festival in Tokyo Executive Committee / Satoshi Aoyagi)
《ナクソス島のアリアドネ》(Photo_Wiener Staatsoper / Michael Poehn)

 マレク・ヤノフスキが舞台上演オペラに戻って来る! 
 日本のオペラ・ファンにとって、マレク・ヤノフスキがウィーン国立歌劇場日本公演の指揮者として登場することは、まさに待望の出来事といえるでしょう。
 1939年ワルシャワに生まれ、ドイツで学んだマレク・ヤノフスキは、メトロポリタン・オペラをはじめ、バイエルン国立歌劇場、ベルリン、そしてウィーンと、名だたる歌劇場で活躍しましたが、1990年代半ば以降、自らの意志によって歌劇場でのオペラ指揮から離れていたのです。「演出先行で音楽が大切にされない」ことを感じ、歌劇場のオーケストラ・ピットに入らないと決心したとのこと。
 今回指揮をする《ナクソス島のアリアドネ》については、「決してそのような演出ではないと、ドニミク・マイヤー総裁からの保証つき」なのでご本人にとっての心配はないようです。

 ファンにとっては、音楽監督を務めるベルリン放送響とのワーグナー演奏の大成功、2014年から続いている「東京・春・音楽祭」の《ニーベルングの指環》演奏会形式での“ドイツ正統派”の指揮の魅力に、舞台上演を聴いてみたい、という欲求が高まるのも当然のことでしょう。
 しかし! 実はマエストロは、「バイロイト音楽祭とウィーン国立歌劇場日本公演は、特別に引き受けたもの」だと語ります。日本ではもちろん、今回が最初で最後の機会となるのかもしれません。ウィーン国立歌劇場の上演、ヤノフスキにとってワーグナーとともに重要なレパートリーの一つでもあるR.シュトラウスの作品で実現するこの機会、オペラ・ファンにとって、ますます見逃せない機会となります!

R.シュトラウス作曲
《ナクソス島のアリアドネ》
指揮:マレク・ヤノフスキ
演出:スヴェン=エリック・ベヒトルフ
10月25日(火) 7:00p.m.
10月28日(金) 3:00p.m.
10月30日(日) 3:00p.m.
会場:東京文化会館

■予定される主な出演
プリマドンナ/アリアドネ:グン=ブリット・バークミン
ツェルビネッタ:ダニエラ・ファリー
作曲家:ヴェッセリーナ・カサロヴァ
テノール:バッカス:ヨハン・ボータ
*表記のキャストは2016年3月22日現在の予定です。

■入場料(税込)
S=¥63,000 A=¥58,000 B=¥53,000 C=¥48,000 D=¥32,000 E=¥25,000 F=¥17,000
エコノミー券=¥13,000 学生券=¥8,000

ウィーン国立歌劇場2016年日本公演公式HP
http://www.wien2016.jp/

【チケット発売情報】
ウィーン国立歌劇場日本公演
●2演目・3演目セット券 [S, A, B券]
NBS WEBチケット先行発売[座席選択]

4月14日(木)21:00〜4月21日(木)18:00

●2演目・3演目セット券 [S, A, B券] NBS WEBチケット&電話受付
4月23日(土)10:00より
NBSチケットセンター:03-3791-8888


●全公演のS〜D券
一斉発売開始
6月4日(土) 10:00より