ウィーン国立歌劇場日本公演、いよいよ開幕しました!
初日公演を観終わったところで、《ナクソス島のアリアドネ》という作品が、これほどまでに重厚な聴き応えをもたらすものだったか! と、あらためて驚きと感動を抱きながら、会場を後にした方も多かったようです。
台詞のやりとりが繰り広げられる前半「プロローグ」とは対照的な後半「オペラ」では、ツェルビネッタの超絶技巧コロラトゥーラが注目を集めがち。もちろんダニエラ・ファリーの絶品の歌唱も魅力的でしたが、その後に繰り広げられるグン=ブリット・バークミンとステファン・グールドの歌唱は、まさに圧倒的!
ゴージャス! このオーケストラの響きと歌手の歌声を表すのにもっとも似合うのはこの言葉かもしれません。
出演者やスタッフたちは初日を祝して乾杯! 大成功を喜ぶひとときを過ごしました。
《ナクソス島のアリアドネ》
10/28(金)15:00、10/30(日)15:00 東京文化会館
《ワルキューレ》
11/6(日)、11/9(水)、11/12(土)各日15:00 東京文化会館
《フィガロの結婚》
11/10(木)17:00、11/13(日)15:00、11/15(火)15:00 神奈川県民ホール
問:NBSチケットセンター03-3791-8888
http://www.nbs.or.jp