サイモン・キーンリサイド トーク&サイン会が開催

 英国ロイヤル・オペラ日本公演《マクベス》で、素晴らしいマクベス役を演じているサイモン・キーンリサイドが、公演の合間の9月19日、渋谷タワーレコードで開催されたトーク&サイン会に登場しました!
 開始30分前から、すでに会場で待つ人も。50人余のファンが来場しました。
 トークでは今回演じている《マクベス》のことは、すでに動画でも彼自身の言葉が紹介されていることもあり、ここでは、キャリアのスタートとなった少年時代の聖歌隊でのことや大学では動物学を学んだことなど、進行役のインタビューに気さくに答えてくれました。さらに、奥さんで英国ロイヤル・バレエ団のプリンシパルであるゼナイダ・ヤノウスキーさんとの出会いは? という質問には「私がコヴェント・ガーデンに『魔笛』に出演するために行ったとき」と笑顔で答えました。また、いまは8歳の息子に負けないように身体を鍛えているとも。

進行役に「何でも聞いていいよ」とのことで、およそ30分のトーク

進行役に「何でも聞いていいよ」とのことで、およそ30分のトーク

 キーンリサイドは英国ロイヤル・オペラ日本公演の後に予定されていたメトロポリタン歌劇場(10月《リゴレット》)への出演をキャンセルしたことがすでに発表されているため、日本公演での素晴らしいマクベスを知っているとはいえ、ファンの皆さんにとっては大きな関心事だったにはちがいありません。「昨年末からの喉の不調は完全に回復している」という言葉に、皆さん安心されたようでした。
サインをする一人ひとりとも丁寧に言葉を交わしたり、写真撮影にも気軽に応じたキーンリサイド。立ち去り難く残った皆さんに囲まれての会話も

サインをする一人ひとりとも丁寧に言葉を交わしたり、写真撮影にも気軽に応じたキーンリサイド。立ち去り難く残った皆さんに囲まれての会話も

■英国ロイヤル・オペラ「マクベス」サイモン・キーンリサイド ビデオメッセージ

■英国ロイヤル・オペラ2015年来日公演《マクベス》