「ディドナート&パッパーノ ライヴ・アット・ウィグモア・ホール」 来日直前にリリース!

 英国ロイヤル・オペラ日本公演で、音楽監督としてオペラを率いるアントニオ・パッパーノと、《ドン・ジョヴァンニ》のドンナ・エルヴィーラ役で出演予定のジョイス・ディドナートが、昨年行ったロンドンでのコンサートのライヴCD「ジョイス・ディドナート&アントニオ・パッパーノ ライヴ・アット・ウィグモア・ホール」が、9月2日にリリースされます。
 このコンサートは、昨年9月、ロンドンのウィグモア・ホール2014/15年シーズン・オープニングを飾ったもの。パッパーノがピアノ伴奏を務めるこのコンサートは、クラシック歌曲だけではなく、アメリカのスタンダードやミュージカルのナンバーもプログラム。アメリカ出身の自称“ヤンキー・ディーヴァ”ディドナートだけではなく、パッパーノのノリノリぶりも雰囲気を盛り上げています。
 ディドナートが、2012年にグラミー賞のベスト・クラシカル・ヴォーカル・ソロ賞を受賞したことはすでに知られていますが、このアルバムはさらに、ピアニスト、パッパーノとのコラボレーションという点からも、注目されるアルバムとなることでしょう。
 英国ロイヤル・オペラ日本公演をにちなんでの発売となるからでしょうか、国内盤のみボーナス・トラックも収められています。“まさに白熱の舞台”と、英タイムズ紙にも高く評価された最高の二人のコンビネーションは、英国ロイヤル・オペラ《ドン・ジョヴァンニ》公演でも大きな魅力を発揮することとなるはず。舞台もCDも、どっちも楽しみ!

■ウィグモアホールのコンサート動画
Joyce & Tony Live at Wigmore Hall: Joyce DiDonato and Antonio Pappano

Joyce&Tony – Live at Wigmore Hall / ディドナート&パッパーノ ライヴ・アット・ウィグモア・ホールアルバム

2015年9月2日発売
¥3,800+税
WPCS-13239/40

CD1にはイタリアン・テイストあふれるクラシック歌曲を収録し、
CD2では、アメリカのスタンダードやミュージカル・ナンバーなどを楽しげに披露しており、演奏者自身のルーツにもせまった選曲となっている。

 

 

 

 
【収録曲】 
CD1
1 ハイドン(1732-1809):ナクソスのアリアンナ
2 ジャコモ・ロッシーニ(1792-1868):残酷な美女
3 ジャコモ・ロッシーニ:ラ・ダンツァ
4-7 フランチェスコ・サントリクイド(1883-1971):「夕べの歌」〜
みみずくは鳴いている/森の月の出/たそがれの時の悲しみ/めぐりあい
8 エルネスト・デ・クルティス(1875-1937):忘れな草

CD2
1 スティーヴン・フォスター(1826-1864):夢路より(夢見る人)
2 ジェローム・カーン(1885-1945):サイレンの歌〜ミュージカル「ジェーンにお任せ」
3 ジェローム・カーン:ゴー・リトル・ボート〜ミュージカル「オー・マイ・ディア」
4 ハブロック・ネルソン(1917-1996):ラヴリー・ジミー
5 セリアス・ドゥハティ(1902-1986):辞書におけるLOVE
6 ジェローム・カーン:ライフ・アポン・ザ・ウィキッド・ステージ〜ミュージカル「ショウ・ボート」
7 ジェローム・モロス(1913-1983):レイジー・アフタヌーン〜「ザ・ゴールデン・アップル」
8 ウィリアム・ボルコム(1938-):アモール キャバレー・ソングスより
9 エイトル・ヴィラ=ロボス(1887-1959):フード・フォー・ソーツ〜「マグダレーナ」
10 ジェローム・カーン:愛さないではいられない〜ミュージカル「ショウ・ボート」
11 リチャード・ロジャース(1902-1979):マイ・ファニー・ヴァレンタインー
12 ジェローム・カーン:オール・ザ・シングス・ユー・アー
13 アーヴィング・バーリン:アイ・ラヴ・ア・ピアノ
14 ハロルド・アーレン:オーバー・ザ・レインボウ
<国内盤のみのボーナス・トラック>
15 ロバート・ロウリー(1826-1899):ハウ・キャン・アイ・キープ・フロム・シンギング?
〜ミュージカル「ブライト・ジュエルズ・フォー・ザ・サンデー・スクール」

■英国ロイヤル・オペラ2015年来日公演《マクベス》

■英国ロイヤル・オペラ2015年来日公演《ドン・ジョヴァンニ》