きめ細かく準備される《マノン・レスコー》

 《マノン・レスコー》は、《椿姫》での日本公演開幕からおよそ1週間後に初日を控えます。しかし、実は《椿姫》と並行して、綿密な準備が進められています。例えば何時間にもおよぶ衣裳合わせ。演出家キアラ・ムーティが来日してから厳しくチェックして選ばれたエキストラのメンバー一人ひとりに合わせて衣裳のサイズを調整。袖丈のほんの数センチ、ズボンの微妙なゆるみなど、舞台衣裳としては異例なくらい、ジャストサイズが追求されました。
 神奈川県民ホールでは、まず舞台を使っての稽古の前に装置が組まれます。稽古も、まずは4日にわたる音楽なしでの立ち稽古、その次にピアノ伴奏と歌手が加わってのリハーサルが繰り返されています。
 「キアラは、すべてを理解しています。一つひとつの場面を丁寧にとらえているのです!」と主役マノン役のクリスティーネ・オポライス。出演者、そしてスタッフたちは連日、多くの時間をかけて日本公演を最高のものにしようと努めています。

第1幕のセット。搬入からここまで組み上げるのに、ほぼまる1日。

マエストロ・レンツェッティによる第1幕の音楽稽古。左手の建物の窓から顔を出しているオポライス、階段に立つのはレスコー役のアレッサンドロ・ルオンゴとジェロンテ役のマウリツィオ・ムラーロ。

衣裳合わせ。子役の女の子のドレス、ウエストもぴったりに!

男性のズボンはダブつきはもちろん、パンパンもダメ!

第2幕用の衣裳


【公演情報】
ローマ歌劇場2018年日本公演

《マノン・レスコー》
9月16日(日) 15:00 神奈川県民ホール
9月20日(木) 15:00 東京文化会館
9月22日(土) 15:00 東京文化会館

指揮:ドナート・レンツェッティ
演出:キアラ・ムーティ

■出演
マノン:クリスティーネ・オポライス
デ・グリュー:グレゴリー・クンデ
レスコー:アレッサンドロ・ルオンゴ

ローマ歌劇場管弦楽団
ローマ歌劇場合唱団

※表記の出演者は2018年5月31日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。その場合、指揮者、主役の歌手であっても代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。

■料金(税込)
S席¥54,000 A席¥47,000 B席¥40,000 C席¥33,000
D席¥26,000 E席¥19,000 F席¥12,000
学生券¥8,000
*学生券はNBS WEBチケットのみで2018.8/3(金)18:00より受付開始。

http://www.nbs.or.jp/stages/2018/roma/