9月7日、開幕演目《椿姫》のゲネプロが行われました。ゲネプロは最終リハーサルなので、歌手たちは衣裳もメイクも本番同様に準備しますが、喉を守るために歌唱についてはセーブすることもあります。もっとも、来日以来、連日リハーサルを重ねてきた歌手たちは、すでに準備万端！ 舞台に立つとテンションが上がって、本番同様に歌い演じてしまう･･･ということのようです。
ヴィオレッタ役のフランチェスカ・ドットは、このプロダクションの初演を務め、以来、すでに何度も歌っていますが、日本デビューとなる今回は、特別な喜びを感じていると言います。
「この役を歌うには、声楽的にも人間的にも、キャリアを重ねるなかで理解できることがある」と言うアルフレード役のアントニオ・ポーリは、より一層輝きを増した声で、アルフレードの情熱と心情を表します。
＊ゲネプロの模様は、下記よりご覧いただけます。
■ローマ歌劇場2018年日本公演《椿姫》ゲネプロから
（Movie&Photo:寺司正彦）
【公演情報】
ローマ歌劇場2018年日本公演
《椿姫》
9月9日（日） 15:00
9月12日（水） 15:00
9月15日（土） 15:00
9月17日（月・祝）15:00
東京文化会館
指揮：ヤデル・ビニャミーニ
演出：ソフィア・コッポラ
衣裳：ヴァレンティノ・ガラヴァーニ
■出演
ヴィオレッタ・ヴァレリー： フランチェスカ・ドット
フローラ・ベルヴォワ： エリカ・ベレッティ
アルフレード・ジェルモン： アントニオ・ポーリ
ジョルジョ・ジェルモン： アンブロージョ・マエストリ
ローマ歌劇場管弦楽団
ローマ歌劇場合唱団
ローマ歌劇場バレエ団
※表記の出演者は2018年5月31日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。その場合、指揮者、主役の歌手であっても代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。
■料金（税込）
S席￥54,000 A席￥47,000 B席￥40,000 C席￥33,000
D席￥26,000 E席￥19,000 F席￥12,000
学生券￥8,000
＊学生券はNBS WEBチケットのみで2018.8/3（金）18：00より受付開始。