ローマ歌劇場《椿姫》の演出を手がけたソフィア・コッポラが、映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のプロモーションのために来日。1月17日にはこの最新作のジャパンプレミアに登場しました。シックな黒のワンピース姿で壇上に立ったソフィア・コッポラは、「世界の中でも大好きな場所のひとつである日本に4年ぶりに来られたことを嬉しく思っています」と挨拶。
映画公開のお祝いということで花束を贈ったのは、バレエダンサーから現在は女優として活躍する草刈民代。ソフィア・コッポラのファンだという草刈が今回の新作映画の感想とともに「映画《椿姫》も見ましたが、登場人物のドラマチックな描き方が映画と同様に素晴らしかった」と語ると、コッポラは「オペラほどドラマチックなものはないと感じています。そうしたなかで登場人物によりリアルな人間味をもたせるように、と演出しました。今年の秋には《椿姫》のオペラ公演が日本でも行われますよ」と笑顔を見せました。ソフィア・コッポラの映画に魅了されている方にとっても、彼女が初めて演出したオペラ《椿姫》への期待が膨らむのではないでしょうか。
■映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』
2018.2月23日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで全国公開
公式サイト:http://beguiled.jp/
■公演情報
ローマ歌劇場2018年日本公演
《椿姫》
9月9日(日) 15:00
9月12日(水) 15:00
9月15日(土) 15:00
9月17日(月・祝)15:00
東京文化会館
指揮: ヤデル・ビニャミーニ
演出: ソフィア・コッポラ
美術: ネイサン・クロウリー
衣裳: ヴァレンティノ・ガラヴァーニ
照明: ヴィニーチョ・チェーリ
ビデオ: イゴール・レンツェッティ、ロレンツォ・ブルーノ
振付: ステファン・ファヴォラン
■出演
ヴィオレッタ・ヴァレリー: フランチェスカ・ドット
フローラ・ベルヴォワ: エリカ・ベレッティ
アルフレード・ジェルモン: アントニオ・ポーリ
ジョルジョ・ジェルモン: アンブロージョ・マエストリ
ローマ歌劇場管弦楽団
ローマ歌劇場合唱団
ローマ歌劇場バレエ団
※表記の出演者は2018年5月31日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。その場合、指揮者、主役の歌手であっても代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。
■料金(税込)
S席¥54,000 A席¥47,000 B席¥40,000 C席¥33,000
D席¥26,000 E席¥19,000 F席¥12,000
学生券¥8,000
*学生券はNBS WEBチケットのみで2018.8/3(金)18:00より受付開始。