《魔笛》最終公演 歓声に包まれ、日本公演閉幕

 9月29日、《魔笛》公演をもって、バイエルン国立歌劇場2017年日本公演は閉幕を迎えました。
 最終公演となったこの日、会場を埋め尽くした観客が終演とともに総立ちとなり、大きな歓声と拍手を贈り続けました。途切れぬ拍手が盛り上がるなか、舞台上には出演者たちに加えてオーケストラのメンバーやスタッフも登場、後方にはドイツと日本の国旗とともに、「日本公演の大成功おめでとうございます! これからも長年の深い友情が続きますように。」と両国の言葉で書かれた横断幕、金銀の紙吹雪が振り落とされ、華やかなフィナーレとなりました。

Photo: Kiyonori Hasegawa

カーテンコールに応える指揮者アッシャー・フィッシュ
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観客総立ちのカーテンコール
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両国の友情を記した横断幕と金銀の紙吹雪が舞う華やかなフィナーレには、出演者、オーケストラ、スタッフが勢揃い。

貫禄のザラストロ役、マッティ・サルミネン
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美しく豊かな声を聴かせたパミーナ役、ハンナ=エリザベス・ミュラー
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超絶コロラトゥーラを披露した夜の女王役、ブレンダ・ラエ
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歌唱だけでなく、演技力も抜群のパパゲーノ役、ミヒャエル・ナジ
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澄み切った美しい声で3人の童子を演じたテルツ少年合唱団
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充実したアンサンブルを聴かせた3人の侍女たち
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終演後、日本人の少年からドイツ語で書いたメッセージ・カードを受け取って感激するミヒャエル・ナジ(左)と、シブイ弁者役のヨハン・ロイター(中央)、にこにこ顔のマエストロ・フィッシュ(右)