天上の女神ヴィーナスの息子、
アモーレは美しい人間の娘に恋をした
天上の女神、麗しき愛の神ヴェーネレ(ヴィーナス)。
その息子アモーレもまた優しく美しい愛の神(キューピッド)であった。
人間界。とある国の王には3人の娘がいたが、末娘のプシケはことのほか美しく、
いつしか人々は、女神ヴェーネレよりも人間であるプシケを崇めるようになってしまう。
怒ったヴェーネレは、アモーレに「世界で一番みじめでいやらしい男と恋におちるように」と、
プシケに金の矢を打ち込むように命じた。
ところが、プシケを見たアモーレはその美しさに一目で心を奪われ、
誤って自分自身を金の矢で傷つけてしまう。
アモーレは、彼の矢に射られた者たち同様、プシケに恋い焦がれてしまうのだった。
ヴェーネレはこれに激怒して・・・・・・。
アモーレとプシケの運命はいかに。