《マノン・レスコー》リハーサルから

 9月16日の初日まであと3日。翌14日はゲネプロが行われる13日、《マノン・レスコー》のリハーサルはいよいよ全員が本番通りの衣裳を着けて舞台へ! 舞台作業やスケジュールの関係で、この日はまず第1幕と第4幕を、休憩を挟んだ夕方から第2幕と第3幕のリハーサルが行われました。
 このプロダクションでは、第1幕や第3幕では舞台を埋め尽くすほどの人が舞台上に登場します。これら一人ひとりの動きや動作などについて、すでに演出家キアラ・ムーティが細かい指示を出し、稽古を重ねてきましたが、この日も幕が終わるごとに、さらなる丁寧なチェックが行われていました。
 オポライス、ルオンゴ、クンデといったソリストたちは、マエストロ・レンツェッティの指揮のもと、本気で鳴らすオーケストラについつい本気モードで歌ってしまう、といった感じは、余裕の準備万端!といったところでしょう。

第2幕を終えて、画面中央右よりの3人はマノン役のオポライス、レスコー役のルオンゴとスタッフ。

第2幕フィナーレ
Photo:Silvia Lelli / TOR

第3幕が終わって。出演者と同じくらいの人数のスタッフが舞台上に上がり、確認チェック!

【動画】第2幕から第3幕への舞台転換。
マノンの部屋の壁が上に吊り上げられていきます。本番公演の休憩時間中、緞帳が降りた舞台では、こんなことが行われているのです。


【公演情報】
ローマ歌劇場2018年日本公演

《マノン・レスコー》
9月16日(日) 15:00 神奈川県民ホール
9月20日(木) 15:00 東京文化会館
9月22日(土) 15:00 東京文化会館

指揮:ドナート・レンツェッティ
演出:キアラ・ムーティ

■出演
マノン:クリスティーネ・オポライス
デ・グリュー:グレゴリー・クンデ
レスコー:アレッサンドロ・ルオンゴ

ローマ歌劇場管弦楽団
ローマ歌劇場合唱団

※表記の出演者は2018年5月31日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。その場合、指揮者、主役の歌手であっても代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。

■料金(税込)
S席¥54,000 A席¥47,000 B席¥40,000 C席¥33,000
D席¥26,000 E席¥19,000 F席¥12,000
学生券¥8,000
*学生券はNBS WEBチケットのみで2018.8/3(金)18:00より受付開始。

http://www.nbs.or.jp/stages/2018/roma/