現代最高のプッチーニ・ソプラノ オポライスのマノン

 ローマ歌劇場日本公演《マノン・レスコー》でタイトルロールを歌うのは、ラトヴィア出身のクリスティーネ・オポライス。メトロポリタン歌劇場をはじめ、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、ベルリン国立歌劇場、英国ロイヤル・オペラなど、世界中の名だたる歌劇場で活躍している歌姫です。彼女のキャリアのなかでも、とりわけ重要なのがプッチーニ作品。蝶々さん、トスカ、ミミ、そしてマノンのいずれにおいても、“現代最高のプッチーニ・ソプラノ”と認められています。ちなみに、つい先ごろ、2018/19年シーズンにハンブルク州立劇場でマノン・レスコーを歌うことを、彼女自身がフェイスブックでとても喜んで発表しています。

 では、何がどう“最高”なのか? 声の美しさは言うまでもないことですが、加えてプッチーニが愛情を注ぎこんだ女性をみごとに表現する表現力、さらには容姿もモデル級。《マノン・レスコー》の場合には、男を破滅させるファム・ファタールとしての魅力が必須ですが、この点においても、オポライス演じるマノンなら、誰もが納得するに違いありません。
 オポライスの来日は今回が初めてのこととなりますが、すでに英国ロイヤル・オペラとメトロポリタン・オペラのライブ・ビューイングでも、オポライスのマノンの虜になっているオペラ・ファンも多いはず。いよいよ生の舞台で彼女の魅力が迫ります!


★下記アドレスより、コンサートでのオポライスが歌う《マノン・レスコー》第2幕、マノンとデ・グリューの二重唱動画をご覧いただけます。

https://www.facebook.com/operadepr/videos/1705954336310422/

ハンブルク州立歌劇場でマノン・レスコーを歌うことをき記した
オポライスのフェイスブックのページ

モデル級の容姿を備えた歌姫オポライス
Photo:ELENA NEZENCEVA

オポライス演じる《マノン・レスコー》の舞台より
(上)英国ロイヤル・オペラ Photo:Bill Cooper
(下左)バイエルン国立歌劇場 Photo:Wilfried Hosl
(下右)メトロポリタン歌劇場 Photo:Ken Howard

【公演情報】
ローマ歌劇場2018年日本公演
《マノン・レスコー》
9月16日(日) 15:00 神奈川県民ホール
9月20日(木) 15:00 東京文化会館
9月22日(土) 15:00 東京文化会館

指揮: ドナート・レンツェッティ
演出: キアラ・ムーティ
美術: カルロ・チェントラヴィーニャ
衣裳: アレッサンドロ・ライ
照明: ヴィンセント・ロングエマーレ

■出演
マノン:クリスティーネ・オポライス
デ・グリュー:グレゴリー・クンデ
レスコー:アレッサンドロ・ルオンゴ

ローマ歌劇場管弦楽団
ローマ歌劇場合唱団

*※表記の出演者は2018年1月15日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。その場合、指揮者、主役の歌手であっても代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。

■料金(税込)
S席¥54,000 A席¥47,000 B席¥40,000 C席¥33,000
D席¥26,000 E席¥19,000 F席¥12,000
学生券¥8,000
*学生券はNBS WEBチケットのみで2018.8/3(金)18:00より受付開始。

http://www.nbs.or.jp/stages/2018/roma/