《こうもり》の最後でロザリンデは「シャンパンの酔いのせいね」と夫を許し、《メリー・ウィドウ》では男も女もシャンパンを手に歌い踊ります。そう、オペレッタにシャンパンは欠かせません。現代では、“シャンパン”とはフランスのシャンパーニュ地方特産のスパークリングワイン。ドイツ語圏ではスパークリングワインは“ゼクト”と呼ばれています。ウィーンでも、レストランのメニューでは“シャンパン”と”ゼクト”は異なるものとして記載されています。でも現在のような厳しい原産地統制呼称がなかったころには、ウィーンでは、ゼクトも「オーストリアのシャンパン」と呼ばれていたそうです。
![《こうもり》第3幕 ロザリンデは“シャンパンの酔いのせいね”と夫を許す Photo:Photo: Dimo Dimov / Volksoper](https://ebravo.jp/nbs/2016/volks/wp-content/uploads/2016/04/fms.jpg)
《こうもり》第3幕 ロザリンデは“シャンパンの酔いのせいね”と夫を許す
Photo:Photo: Dimo Dimov / Volksoper
![《メリー・ウィドウ》 男たちと同様に、女たちもシャンパンを手に歌い踊る Photo:Photo: Dimo Dimov / Volksoper](https://ebravo.jp/nbs/2016/volks/wp-content/uploads/2016/04/mws.jpg)
《メリー・ウィドウ》 男たちと同様に、女たちもシャンパンを手に歌い踊る
Photo:Photo: Dimo Dimov / Volksoper
![クリムトの「接吻」がラベルに配されたキュヴェ・クリムト](https://ebravo.jp/nbs/2016/volks/wp-content/uploads/2016/04/klimt.jpg)
クリムトの「接吻」がラベルに配されたキュヴェ・クリムト
4月10日にテレビ東京で放送されたウィーン・フォルクスオーパーの特番「幸せになれる街 ウィーン 〜恋と笑いの劇場 フォルクスオーパー〜」をご覧になった方なら、チケット発売情報とともに限定数プレセントとして映し出されたボトルの絵が気になっていた方もあるでしょう。こちらは販売元のご協力によるもので、すでに受付終了しましたが、商品については下記よりご覧いただけます。
http://www.rakuten.co.jp/senna/
*チケットのお申込みはこちら
NBS公式サイト
http://volksoper2016.jp