“オペレッタの王様”にしてフォルクスオーパーの十八番といえば《こうもり》。おなじみの曲のハイライトをフォルクスオーパーからの新着動画でご紹介します。
もうじき収監を控えたアイゼンシュタインは友人のファルケに「夜会にでかけよう」と誘われ、人並みに躊躇するものの、あっと言う間にウキウキに♪
第2幕、ファルケの“復讐”のために“ひまつぶし”で夜会を開くオルロフスキー公爵。「お客を招くのは私の趣味で」と、ルナール侯爵と称して夜会にやって来たアイゼンシュタインたちにあいさつします。今回の日本公演では、アンゲリカ・キルヒシュラーガーの登場が話題ですが、ここで歌っているマルティナ・ミケリックも宝塚ばりの素敵なルックスの持ち主!
ハンガリーの伯爵夫人に扮して夜会にやってきたロザンリンデは、チャルダーシュ「ふるさとの調べよ」を歌い、皆を魅了します。
夜会で踊られるのはもちろん、ウィンナ・ワルツ。華やかに、そして優美な調べに酔わせてくれるのもこのオペレッタの魅力です。
いよいよフィナーレはロザリンデが「シャンパンが悪酔いさせたのね」と、すべてを水にながして皆でシャンパンを讃える陽気な歌で幕となります。
■ウィーン・フォルクスオーパー『こうもり』新着動画