《こうもり》の最後でロザリンデは「シャンパンの酔いのせいね」と夫を許し、《メリー・ウィドウ》では男も女もシャンパンを手に歌い踊ります。そう、オペレッタにシャンパンは欠かせません。現代では、“シャンパン”とはフランスのシャンパーニュ地方特産のスパークリングワイン。ドイツ語圏ではスパークリングワインは“ゼクト”と呼ばれています。ウィーンでも、レストランのメニューでは“シャンパン”と”ゼクト”は異なるものとして記載されています。でも現在のような厳しい原産地統制呼称がなかったころには、ウィーンでは、ゼクトも「オーストリアのシャンパン」と呼ばれていたそうです。
このシュルンベルガー社からは、オーストリアを代表する画家クリムトの代表作『接吻』をラベルに配した、瓶内二次発酵24カ月の本格スパークリングワインが発売されています。
4月10日にテレビ東京で放送されたウィーン・フォルクスオーパーの特番「幸せになれる街 ウィーン 〜恋と笑いの劇場 フォルクスオーパー〜」をご覧になった方なら、チケット発売情報とともに限定数プレセントとして映し出されたボトルの絵が気になっていた方もあるでしょう。こちらは販売元のご協力によるもので、すでに受付終了しましたが、商品については下記よりご覧いただけます。
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