音楽で中国と日本が一つになる
11月24日に東京オペラシティコンサートホールで、東京フィルハーモニー交響楽団特別演奏会「日中国交正常化45周年記念公演」が開催される。当日配布される公演プログラムの表紙絵が完成した。
この絵は、イタリア・ヴェローナに住む高校生、ジョージア・カポラーリさんが描いた。本公演の実行委員会事務局長で同団広報渉外部長を務める松田亜有子はこの絵について次のように語る。
「出張先で偶然目にしたカレンダーに彼女の絵が載っていたんです。一目で素晴らしいなと思い彼女に依頼しました」
ジョージアさんは次のコメントを同団に寄せている。
「この絵をデザインした時に考えたのは、理想と音楽を一緒に描く事でした。木は周りをつなぐ輪の役割を持っています。根元の部分にはコンサートで演奏される楽曲の一つからの音符を飾りました。上の方にある木の葉は、中国と日本が表現されています。二つの国が共にあるように。音楽は私たちの人生を象徴しているだけでなく、人生の一部であると思いますし、このデザインのコンセプトもそこにあります。
このコンサートと音楽によって中国と日本が一つになる、というメッセージを込めました」
東京フィルハーモニー交響楽団特別演奏会
2017年11月24日(金)19:00 東京オペラシティコンサートホール
指揮:リュー・ジァ(呂嘉)
ピアノ:セルジォ・バイエッタ
ラフマニノフ/ピアノ協奏曲第2番
チャイコフスキー/交響曲第5番
料金:S6,000 A4,500 B3,500 C2,000
主催:日中国交正常化45周年記念公演実行委員会
問:東京フィルチケットサービス03-5353-9522(平日10:00〜18:00)