2021年1月5日、6日にBunkamura オーチャードホールにて、東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ公演 C.サン=サーンス作曲《サムソンとデリラ》(セミ・ステージ形式上演)が開催される。
出演を予定していた指揮者のジェレミー・ローレルが、新型コロナウイルス感染症に係る14日間の待機期間に伴うスケジュールの都合で、来日不可能となったことから、本公演の指揮者には代わってマキシム・パスカルが出演する。
パスカルは1985年生まれのフランスを代表する若手指揮者。パリ国立高等音楽院でフランソワ=グザヴィエ・ロトに師事した。《ナクソス島のアリアドネ》や《月に憑かれたピエロ》などの作品を上演したほか、昨シーズンよりフィルハーモニー・ド・パリではシュトゥックハウゼンの7つからなる連作オペラ《光》のプロジェクトをスタートさせている。
東京二期会では2019年にフランス国立ラン歌劇場との共同制作による黛敏郎《金閣寺》(新制作)の指揮で好評を博し、21年8月には《ルル》でも指揮する予定だ。
《関連記事》
●【特別インタビュー】マキシム・パスカル(指揮)〜《金閣寺》公演にむけて
【information】
サン=サーンス没後100周年記念公演
東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ
《サムソンとデリラ》(新制作/セミ・ステージ形式上演)
2021.1/5(火)、1/6(水)各日19:00 Bunkamura オーチャードホール
指揮:マキシム・パスカル
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
出演
デリラ:板波利加(1/5) 池田香織(1/6)
サムソン:樋口達哉(1/5) 福井 敬(1/6)
ダゴンの大司祭:門間信樹(1/5) 小森輝彦(1/6)
アビメレク:後藤春馬(1/5) ジョン ハオ(1/6)
老ヘブライ人:狩野賢一(1/5) 妻屋秀和(1/6)
ペリシテ人の使者:加茂下 稔(1/5) 伊藤 潤(1/6)
第1のペリシテ人:澤原行正(1/5) 市川浩平(1/6)
第2のペリシテ人:水島正樹(1/5) 髙崎翔平(1/6)
合唱:二期会合唱団
*出演を予定していた指揮者のジェレミー・ローレルは、新型コロナウイルス感染症に係る14日間の待機期間に伴うスケジュールの都合で、来日不可能となりました。代わって本公演の指揮者にマキシム・パスカルが出演します(12/10主催者発表)
問:二期会チケットセンター03-3796-1831
http://www.nikikai.net/lineup/samson_et_dalila2020/index.html