【曲目変更】ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノ・リサイタル

 現在最も傑出したピアニストのひとりと言って差し支えないだろう。繊細なタッチから立ちのぼる美しい音色、緻密な解釈による深い表現をもち、独自性の高い活動を続ける、ピョートル・アンデルシェフスキのことである。ベルリン・フィルやシカゴ響といったトップオーケストラとの共演など、檜舞台の数々に出演。日本でも内外のオーケストラとの共演やリサイタルで、独特の世界観を発揮した名演を披露してきた。その世界的ピアニストが、ついにヤマハホール・コンサート・シリーズに初登場。
 曲目もやはり独特だ。彼がこだわる作品で以前の来日でも披露した、シューマン「精霊の主題による変奏曲」で開始。続いてモーツァルトの「幻想曲 ハ短調 K.475」「ソナタ第14番 ハ短調 K.457」で、天才の短調の世界をじっくりと。後半はヤナーチェク「草陰の小径にて 第2集」に、ショパン「3つのマズルカ op.59」と「幻想ポロネーズ」という、東欧の名作曲家ふたりの作品を。プログラム全体に貫かれるのは「幻想(ファンタジー)」というキーワード。彼ならではのファンタジックな空気が感じられる公演になるだろう。
 そんなアンデルシェフスキの無二の至芸を、ヤマハホールの音響で体験できるのはわずか333人。すべてのピアノファンはすぐにチェックするべきだ。

ピョートル・アンデルシェフスキ ピアノ・リサイタル

2018年3月18日(日)14:00 ヤマハホール

●出演
ピョートル・アンデルシェフスキ(ピアノ)

●演奏曲目
【変更前】

R.シューマン/精霊の主題による変奏曲 変ホ長調 WoO.24
W.A.モーツァルト/幻想曲 ハ短調 K.475
/ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
L.ヤナーチェク/草陰の小径にて 第2集
F.ショパン/3つのマズルカ Op.59
/ポロネーズ 第7番 変イ長調 「幻想ポロネーズ」 Op.61

【変更後】
W.A.モーツァルト/幻想曲 ハ短調 K.475
W.A.モーツァルト/ピアノ・ソナタ 第14番 ハ短調 K.457
L.ヤナーチェク/草陰の小径にて 第2集
J.S.バッハ/イギリス組曲 第6番 ニ短調 BWV811

※演奏者本人の希望により、当初の発表から一部変更となりました。

●料金
座席指定 7,000円

●申込み方法:チケットぴあ
・TEL 0570-02-9999 ※座席選択不可
・Pコード:341-807