江崎は桐朋学園大学古楽器科卒業、ブルージュ国際コンクール・アンサンブル部門第2位及び聴衆賞などの受賞歴に加え、多くのCD録音でも高評価を重ね、テレビ、ラジオにも出演。その他、シルク・ド・ソレイユの演奏メンバー、落語とのコラボレーション、そしてなんと日本初の野球オペラ「野球カンタービレ」の脚本・作曲・指揮を担当してベースボール音楽家としても活躍中など、ジャンルを超越したしなやかな活動でも無二の存在感を発揮する。
本公演では、ソプラノの阿部雅子、リュートの金子浩、ヴィオラ・ダ・ガンバの折口未桜といった古楽の名手たちとともに、ルネサンス音楽の代表的な作曲家たちを輩出したフランドル楽派の作品を中心に、多彩な作品を聴かせてくれる。ブリューゲルの時代に思いを馳せる平日の午後となる。
■ミュージアム・コンサート
「ブリューゲル展」記念コンサート vol.3
江崎浩司(リコーダー)
2018.3/30 (金)14:00 [約60分] 東京都美術館 講堂
●出演
リコーダー:江崎浩司
ソプラノ:阿部雅子
リュート:金子 浩
ヴィオラ・ダ・ガンバ:折口未桜
●曲目
O.ラッスス:
やまびこ
私のいとしい人マトナよ
キリストの復活
J.ルニャール:素敵な絵
A.ヴィラールト:奥様、私によいお恵みを
G.de.ヴェルト:
花の香り
美しいニンフ
J.P.スウェーリンク:私達に幼子が生まれ
T.スザート:曲集《ダンスリー》より
千々の悲しみ
オーボエの踊り
J.v.エイク:《笛の楽園》より ナイチンゲール
A.ファルコリーニ:
ラ・モタのクーラント
美しい唇
恋しい眼差し
G.P.チーマ:2声のカプリッチョ イ調
●料金
全席自由 ¥2,100