シューベルトが友人たちが集う場で自作を演奏していたという「シューベルティアーデ」。東京春祭でその雰囲気を垣間見られる演奏会の第一夜が当公演。現在の代表的な俊英たちが集い、円熟期の楽しい名作「ます」と、晩年の味わい深い名品であるピアノ三重奏曲第2番が演奏される。
ロン=ティボー国際コンクール第2位、エリザベート国際コンクール第2位を獲得、めざましい活躍をみせるヴァイオリンの成田達輝。NHK交響楽団首席奏者にして代表的なヴィオラの名手である佐々木亮。ミュンヘン国際音楽コンクール第2位などの受賞歴に加えてジャン=ギアン・ケラスの信頼も厚い若手チェリストの名手・横坂源。群馬交響楽団首席コントラバス奏者を長く務め、バンドネオン奏者の小松亮太率いるタンゴユニットに参加など幅広く活動する山崎実。そして、第11回シューベルト国際コンクールで第1位受賞、2014年よりシューベルトのピアノ関連器楽曲全曲演奏プロジェクト「佐藤卓史シューベルトツィクルス」を展開中のピアニスト佐藤卓史。この作曲家にこだわり続ける佐藤をはじめとした、若き奏者たちの親密な交歓で「シューベルティアーデ」を味わいたい。
■シューベルトの室内楽 I
〜ピアノ五重奏曲 《ます》、ピアノ三重奏曲
2017.3.31 [金] 19:00開演(18:30開場)
東京文化会館 小ホール
■出演
ヴァイオリン:成田達輝
ヴィオラ:佐々木 亮
チェロ:横坂 源
コントラバス:山崎 実
ピアノ:佐藤卓史
■曲目
シューベルト:
ピアノ三重奏曲 第2番 変ホ長調 D.929
ピアノ五重奏曲 イ長調 D.667 《ます》
■料金
S席 ¥5,200 A席 ¥4,100 U-25※ ¥1,500
※ U-25チケットは、公式サイトのみでの取扱い