東博でバッハ vol.34 北村朋幹(ピアノ)

 浜松国際、シドニー国際(オーストラリア)、リーズ国際(イギリス)など数々のピアノコンクールで入賞し、2005年第3回東京音楽コンクールにおいて第1位ならびに審査員大賞を受賞、すでにソリストとして国際的に活動しながら、現在はベルリン芸術大学に在学して古楽も学ぶ、1991年生まれのピアニスト北村朋幹が「東博でバッハ」シリーズに登場。
 J.S.バッハ作品では、プログラムの中心に置かれた「2声のインヴェンション BWV772-786」が目を引く。ピアノ学習用としてもよく知られるが、シンプルな2声の構造にバッハの職人芸が込められた曲集で、全15曲を一流奏者の実演でひとたびに聴ける機会は希少。北村はその芸術的な真価を明らかにしてくれるはず。シューマンで始まり、細川俊夫とバルトークの作品を挟んで大バッハのパルティータ第6番に到達する、考えぬかれたプログラム。研鑽の成果と知的なアプローチの効果が心にせまるであろう、若き名手のメッセージに耳を傾けたい。

C)TAKUMI JUN

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ミュージアム・コンサート
東博でバッハ vol.34 北村朋幹(ピアノ)

2017.3.28[火]19:00 東京国立博物館 平成館ラウンジ

■出演
ピアノ:北村朋幹

■曲目
シューマン:4つのフーガ op.72
細川俊夫:エチュード I.2つの線
J.S.バッハ:2声のインヴェンション BWV772-786
バルトーク:組曲 《戸外にて》 より 第4曲 夜の音楽
J.S.バッハ:パルティータ 第6番 ホ短調 BWV830

■料金:¥3,600(全席自由)