そのマインツが「東博でバッハ」に登場。演奏されるのは、むろんJ.S.バッハの無伴奏チェロ組曲。とくに難曲として知られる第6番における技巧と芸術性の表現は注目される。また、バッハの3曲の間にデュティユーとリゲティの無伴奏作品がはさまれているのも興味深い。これらの演目を最上級のソリストで聴けることは貴重だし、博物館の会場でバッハと現代作品の世紀をまたぐ体験もまた、東京春祭ならではの希少体験となろう。
■ミュージアム・コンサート東博でバッハ vol.33
イェンス=ペーター・マインツ(チェロ)
2017.3.25[土] 14:00開演
東京国立博物館 平成館ラウンジ
■出演
チェロ:イェンス=ペーター・マインツ
■曲目
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
デュティユー:ザッハーの名による3つのストローフェ
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第2番 二短調 BWV1008
リゲティ:無伴奏チェロ・ソナタ
J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第6番 二長調 BWV1012
■料金:¥3,600(全席自由)